2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧
日本。「原子力の憲法」こっそり変更。原子力利用の「安全確保」の目的のところに「安全保障に資する」が追加された。「閣議決定された政府の法案にはなかったが、修正協議で自民党が入れるように主張。民主党が受け入れた」:私はこのニュースを知るのと前…
アシュリー事件で詳細な調査を行ったWPAS(現DRW)を含む 全米の障害者の人権擁護ネットワーク、NDRNから “アシュリー療法”、強制不妊、治療の一方的停止と差し控えを批判する 大部の報告書が出たことと、その冒頭の批判声明について、 以下のエントリーで紹…
ビル・ゲイツが「やっぱり人類の将来には原発よ」と、自らが立ちあげに関与した次世代型原発開発企業のTerraPowerを売り込み。 http://www.bizjournals.com/seattle/blog/techflash/2012/03/gates-nuclear-energy-technology-is.html で、その原発開発でTerr…
ミュウはもう何度か書いてきたように 「おかあさんといっしょ ファミリーコンサート」が3度のメシよりも好きなヤツで、 家にいる限り、午前1回、午後1回のコンサートDVDが決して欠かせぬ日課となる。 その時には親が「○○(タイトル)にする?」と聞くのに対…
East Kent Hospitals の神経科部長で、Kent大学の臨床神経科学科教授の Patric Pullicino氏が、ロンドンでの医師会講演で 現在、英国で病院またはNHSの医療下で亡くなる人は年間45万人おり、 そのうちの29%に当たる13万人がリヴァプール・ケア・パスウェイ(…
2月に論争になった「出生後中絶」すなわち新生児殺しの容認について、きっかけとなった論文を掲載したジャーナルJME(編集長はSavulescu)が、その論争の続編みたいな特集を予定しているらしい。:より誠実な生命倫理の議論が志向されている、というよりも話…
“アシュリー療法”を巡るシアトルこども病院とWPASの合意の期限にあたる5月に WPAS(現DRW)が加盟する全国的障害者人権擁護ネットワーク National Disability Rights Networkが出した報告書について 6月20日の以下のエントリーで取り上げました。 障害者人権…
米国で初めて、 公的強制不妊プログラムの犠牲者への補償を決めたNC州の決断については 以下のエントリーで拾ってきましたが、 NC州で、かつての強制不妊事業の犠牲者への補償に向け知事命令(2011/3/21) NC州の強制不妊事業の犠牲者への補償調査委員会から中…
【ただいま英・豪の介護者週間です】 英国の今年の介護者週間のテーマは In Sickness and in Health 病める時も健やかな時も。 http://www.chron.com/business/press-releases/article/Counselling-Directory-Offer-Carer-Support-During-3644047.php http:/…
なんともショッキングな調査結果――。 ここ数年の経済不況で親が失業したり、総体的な家庭の経済状況の悪化により、 英国で満足な食事を取れないまま登校する児童が増えている。 ガーディアン紙のサイトの教師ネットワークに参加している全英591人の教師への…
障害児・者への“アシュリー療法”、強制不妊、生命維持停止について 市民権、人権侵害である、と批判する大部の報告書が、 National Disability Rights Network から5月に出ていました。 タイトルは Devaluing People with Disabilities Medical Procedures t…
肌の発汗状態を電気信号化して人の集中や緊張度を測る技術 Galvanic Skin Response(GSR)を使ったブレスレットを授業中に生徒に装着させ、 それによって教師の技量を評価するシステムの研究に、 Gates財団から多額の資金が提供されている。 同財団が推進す…
グーグルが2010年から出しているインターネットの透明性に関する報告書で 過去6カ月間に、 西側の民主主義国を含め、各国政府がインターネットを検閲し、 政治的コンテンツの削除を依頼してくる件数が気がかりなほどに急増している、と。 スペインは ブログ…
去年4月に以下のエントリーで紹介した住民投票が 17日に行われ、Vaudカントンで新法が作られることに。 スイスの地方自治体が高齢者施設での自殺幇助合法化巡り住民投票へ(2011/4/15) 刑法に個人的な利益ですることでなければ自殺幇助を違法ではないと解釈さ…
3日ほど留守にして昨日帰ってきたら その3日の内に自殺幇助関連で大きな出来事が2つも起こっていました。 一つがカナダで、もう一つはスイス(次のエントリーで)。 いずれも当ブログで既に拾って気になっていた話題でした。 まずはカナダのブリティッシュ・…
【英の介護者週間18日から24日】 特筆事項として、レスパイトを介護者の権利として法制化へ。 http://www.bbc.co.uk/news/uk-18379535 http://www.telegraph.co.uk/health/elderhealth/9320910/Carers-to-be-given-respite-holidays.html ガーディアンの介護…
スイスのドイツ語圏のナーシング・ホーム職員への調査によると、 回答者の50%以上が自分の職場で自殺幇助が行われた、と答えた。 スイス在住者を対象とした自殺幇助機関Exitの幹部によると、 5年前には自殺幇助を容認するナーシングホームは20%だったと…
去年、以下のエントリーで取り上げた大会がいよいよ始まるようです。 死ぬ権利協会世界連合、来年チューリッヒで世界大会(2011/8/28) 世界中の55団体から約100人が参加予定。 (日本尊厳死協会もメンバーなので参加するものと思われます) スイスの自殺…
7日の 米・英政府とゲイツ財団とUNPFにより優生施策、7月には国際会議も?のエントリーで 英国政府の資金でインドの貧困層に強制不妊が行われていることを 4月にガーディアン紙がすっぱ抜いたという話があったので、 その記事を読んでみました。 UK aid help…
去年の秋に上梓した拙著 「アシュリー事件:メディカル・コントロールと新・優生思想の時代」(生活書院)について 刊行後に気付いた訂正や追加説明は、トップページの書庫 「拙著『アシュリー事件』について」書庫を新設し、注のテキストデータをアップしま…
■申込書送付先: Fax:03-5368-1956(一般社団法人日本ケアラー連盟事務局) メール:carers.law@carersjapan.com(下記の内容をご記入ください) 私は「日本に介護者支援法を実現する市民の会」に賛同いたします 氏名(団体名) (必須) ふりがな( ) ご…
日本に介護者支援法を 実現する市民の会 にご賛同ください 「一般社団法人 日本ケアラー連盟」は、介護をしている人、介護者を気遣う人、介護者の抱える問題を社会的に解決しようという志を持つ人が集い、病気や障害ごとの縦割り介護を横につないで、「市民…
これまで 中国、インド、ブラジル、フィリピン辺りが通り相場だった臓器のブラック・マーケットが ヨーロッパの経済危機でギリシャ、スペイン、イタリア、ロシア、 それからセルビアなどのバルカン諸国へと広がっている。 腎臓から髪の毛、精子、母乳まで あ…
2008年にネットの別の場所に4回に分けて書いた 「干し芋」というタイトルのものを、こちらに書き写しておきたくなったので。 Day One インターネットで見かけて流行っているみたいだと知り、 スーパーで見かけては気になっていた干し芋。 なぜか見るたびに …
ビルダーバーグ会議続報。 http://www.guardian.co.uk/world/us-news-blog/2012/jun/05/bilderberg-2012-chantilly-occupy?newsfeed=true TIME誌の特集”HOW TO DIE”。:出来高払いにするから医師らが終末期の高齢者を無用の検査漬けにする、出来高払いではな…
メリンダ・ゲイツがこのところ中絶や家族計画について発言しているらしいことは あちこちで目にして気になってはいたのですが、やっぱり……という記事が出てきました。 1912年にロンドンで第一回国際優生学会議が開催されてから今年で100年――。 その記念すべ…
2009年に、ネットの別のところで書いたものを、 なんとなく、こちらに書き写しておきたくなったので――。 もう2年くらい、蚊をやっている。 象に闘いを挑んでいく蚊。 倒すどころか刺すことすら、できっこないのに 一人で力んで槍を構え 象の周りをぶんぶん…
今年のビルダーバーグ会議、米国ヴァージニア州で開催中。ヘンリー・キッシンジャーもビル・ゲイツも。会場周辺では抗議する人たちが集まっているが、そこではティー・パーティもオキュパイ運動も肩を並べているのだとか。 http://www.heraldnet.com/article…
米国ワシントン州のシアトルこども病院が、親の要望により、重症障害のある当時6歳の女児アシュリーから子宮と乳房を摘出し、さらにホルモン大量療法によって身長の伸びを抑制したことで世界的な議論が起きた2007年の“アシュリー療法”論争とその続報について…
【自殺幇助関連】 スイスのVaudカントンで17日に、ナーシング・ホームと病院での自殺幇助を認めるかどうかの住民投票が予定されている。 http://www.thelocal.ch/3433/20120601/ カナダのトロント大学で6日に「カナダで自殺幇助は合法化されるべきか」と題し…