インドの貧困層への不妊プログラム、英国政府の資金で「温暖化防止のため」
7日の
米・英政府とゲイツ財団とUNPFにより優生施策、7月には国際会議も?のエントリーで
英国政府の資金でインドの貧困層に強制不妊が行われていることを
4月にガーディアン紙がすっぱ抜いたという話があったので、
その記事を読んでみました。
米・英政府とゲイツ財団とUNPFにより優生施策、7月には国際会議も?のエントリーで
英国政府の資金でインドの貧困層に強制不妊が行われていることを
4月にガーディアン紙がすっぱ抜いたという話があったので、
その記事を読んでみました。
問題のプログラムは Reproductive and Child Health Program Phase Ⅱ。
英国政府から1億6600万ポンドの資金を得て2005年にスタートした。
英国政府から1億6600万ポンドの資金を得て2005年にスタートした。
しかし、特に英国政府の資金が振り向けられている、インドの特に貧しい州、
Madhya Pradesh と Bihar から聞こえてくる実態とは、
Madhya Pradesh と Bihar から聞こえてくる実態とは、
貧しい人たち、ことに少数部族の男女が騙されたり脅されたりして連れてこられ、
水道もなく器具の消毒もできない劣悪な衛生環境で乱暴に手術され、
術後のケアもされずに放置されている、というもの。
水道もなく器具の消毒もできない劣悪な衛生環境で乱暴に手術され、
術後のケアもされずに放置されている、というもの。
Biharでは、1月に強制的に連れてきた53人の女性を学校の校舎に集め、
焚き火の明かりのもとで、たった2時間で一人の医師が全員に手術を行った、
術後は全員が痛みに苦しむまま放置されていた、との目撃談もあり、
その被害者の中には妊婦も含まれていた、という。
焚き火の明かりのもとで、たった2時間で一人の医師が全員に手術を行った、
術後は全員が痛みに苦しむまま放置されていた、との目撃談もあり、
その被害者の中には妊婦も含まれていた、という。
もちろん、上記のようなやり方だから死者も多数報告されており、
人権団体などが訴えを起こし、4月初めに裁判所はインド政府、州政府に対して
こうした疑惑に応じるように命じた。
人権団体などが訴えを起こし、4月初めに裁判所はインド政府、州政府に対して
こうした疑惑に応じるように命じた。
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その他、ビル・ゲイツの途上国の避妊に関する興味関心については、以下に。
ゲイツ財団資金で超音波による男性の避妊法を開発、途上国向け?(2010/5/12)
注目集めるインド発・男性向け避妊法、「女性にも」とゲイツ財団(2011/6/3)
ゲイツ財団が途上国の「家族計画、母子保健、栄養プログラム」に更に150億ドルを約束(2010/6/8)
「途上国の女性に安価な薬で簡単中絶“革命”を」の陰には、やっぱりゲイツ財団(2010/8/3)
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