#倫理学

『死の自己決定権のゆくえ』注: 第3章

(1)http://www.nbcnews.com/id/13302109/#.UYBqv0rOeJI (2)Science and Technology Options Assessment: HUMAN ENHANCEMENT STUDY, STOA(Science and Technology Options Assessment, European Parliament, May 2009) (3)http://blogs.yahoo.co.j…

『死の自己決定権のゆくえ』注: 第2章 (37)~(60)

(37)西村ユミ 2012「植物状態患者はいかに理解されうるか──看護師の経験から生命倫理の課題を問う」安藤泰至・高橋都責任編集『シリーズ生命倫理学 第4巻 終末期医療』91─107ページ。 (38)http://www.dailymail.co.uk/femail/article-2043981/Revea…

『死の自己決定権のゆくえ』注: 第2章 (1)~(36)

(1)Alicia Ouellette “BIOETHICS AND DISABILITY Toward a Disability-Conscious Bioethics”, CANBRIDGE UNIVERSITY PRESS, 2011; Jan Slater, “Managing Patients or Families Who Demand Medically Futile Care: Ethics and the Law” http://tvs-media-…

『死の自己決定権のゆくえ』注: 第1章 (39)~(76)

(39)http://www.massagainstassistedsuicide.org/2012/05/benedetto-letter-to-boston-globe.html (40)http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMsa1213398 (41)http://www.bioedge.org/index.php/bioethics/bioethics_article/10334 (42)http://ww…

『死の自己決定権のゆくえ』注: 第1章 (1)~(38)

(1)http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002o6g6-att/2r9852000002o6kt.pdf (2)「終末期の医療における患者の意思の尊重にかんする法律案(仮称)に対する会長声明」。 http://www.nichibenren.or.jp/activity/document/statement/year/2012/12…

『死の自己決定権のゆくえ』注: まえがき

(1)http://usatoday30.usatoday.com/news/health/2006-06-11-tissue_x.htm (2)「世界の介護と医療の情報を読む」第5回 『介護保険情報』2006年11月号。

NDYのDian Colemanによる自殺幇助合法化批判

8月1日の補遺で拾ったNot Dead Yet のDian Colemanの自殺幇助合法化批判の論考が 同じ媒体で再掲されていたので、 暑いし(体を動かして何かをしようという気が起こらない)、 突然に時間がぽっかりできたので、気ままに訳してみた。 終末期の人への自殺幇助…

2013年8月11日の補遺 (後)

日本語。世界初の人造肉バーガー試食、「食感は悪くない」:このニュースを見た時、この研究はビル・ゲイツの「栄養強化バナナ」研究の路線とつながっている、と直感した。 http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPTYE97500T20130806 そしたら、…

2013年8月11日の補遺 (前)

NYT.「出生時の終末期」と題し、新生児の終末期医療への議論を呼びかける論考。50年まえに未熟児で生まれて「英雄的な」救命治療が行われたにもかかわらず39時間でなくなったケネディ家の赤ちゃん、パトリック君への回想から、終末期医療について率直に議論…

「平成25年長崎平和宣言」に賛同します

ニュースでほんの一部を聞いて、ちょっと気になっていた 9日の長崎市長の平和宣言の全文が長崎市のHPに公開されていることを知り、 読みにいって、改めて強い感銘を受けた。 http://www.city.nagasaki.lg.jp/peace/japanese/appeal/ 長崎市は この平和宣言へ…

オレゴン州、メディケイドでガン患者の終末期医療を配給制に

The Oregon Health Education Review Committee(HERC)の会合で、 今年10月から新たなガイドラインが施行されて、 メディケイドのガン患者への治療内容が変わることが決まったとのこと。 前回のガイドライン改定では、 余命が2年以内のガン患者の治療に制限…

今週のミュウ 14

園との連絡ノートより。 ミュウさんはとっても元気にされています。 今は実習生がたくさん来られており、 「私のところに来て~♡」と 大声を出して呼んでおられます。 今朝はミュウさんの近くで 「学生さん、誰の食事介助に行かれますか?」と 尋ねていると…

使える間に臓器提供したいとMS女性がPASを希望(MI州)

ミシガン州の多発性硬化症(MS)をわずらう女性、Sherri Muzherさん(43)が 今の状態で生きるよりも、まだ使えるうちに臓器を提供したいと希望し、 車椅子でテレビ番組に出演しては、不自由な言葉で 州に対して医師による自殺幇助(PAS)の合法化を求める発…

社会保障制度改革国民会議に「死の質 QOD」

ここ数日、あちこちから流していただく情報で 以下のようなところに「死の質 QOD」という言葉が登場した、ということを知った。 2013/08/02 社会保障制度改革国民会議・議事・資料 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kokuminkaigi/dai19/gijisidai.html 当該…

抗マラリア薬に重症の神経症状の副作用、ブラックボックス警告へ

副作用としてあまりにもひどい神経症状が出る マラリア予防薬、mefloquine hydrochloride (商品名Lariam)に やっとのことでブラックボックス警告がつけられたが、 すでにあまりに多くの兵士や平和維持部隊、ボランティアや留学生や旅行者が 生涯続く可能性す…

2013年8月6日の補遺

米国で93歳の父親 Joseph Yourshawさんに致死量のモルヒネを渡したとして、看護師である娘Barbara Manciniを起訴。訴訟に。それにしても本人も弁護士も何も語っていないのに、C&Cが何のつもりかペラペラ「代弁」している。 http://wnep.com/2013/08/01/woman…

「バーモント州が自殺幇助合法化・障害者への医療差別」書きました

バーモント州が自殺幇助を合法化(米) 米国バーモント州で、5月14日、終末期の人に一定の条件付きで医師による自殺幇助を認める法案が議会を通過。11年に当選した際、選挙公約に自殺幇助合法化を挙げていたピーター・シュムリン知事は20日に署名し、「終末…

「もうできることは何もない」と呼吸器はずされた乳児が自力で呼吸し回復 (英)

髄膜炎の生後3週間の男児の 「無益な」生命維持停止からの回復事例。英国。 いい笑顔ですね~。 http://i.telegraph.co.uk/multimedia/archive/02633/cute_2633714b.jpg Harrison Ellmer君。 健康で生まれたが、その後、病院へ運ばれ、 蘇生の後に髄膜炎と…

Peter Singer「効果的利他主義のすすめ」:5000ドルの途上国支援すれば腎臓1個提供するに相当

8月2日のエントリーをアップした際に effective altruism (効果的利他主義)という用語が気になったので、 検索してみたところ、 ピーター・シンガーがこの effective altruism を唱えていると知り、 同時に今年3月にシンガーがeffective altruismについ…

Buffetの息子による「慈善植民地主義」批判

Warren Buffettの息子のPeter Buffettが NYTのOp-Edで慈善資本主義に疑問を投げかけている。 論考のタイトルは「the Charitable-Industrial Complex 慈善家・産業複合体」 タイトルの同意語を本文中から探してくると、 Philanthropic Colonialism. 慈善植民…

2013年8月1日の補遺

必見ビデオ。Mark Diceという、ちょっと癖のあるジャーナリストが街頭に立ち「高齢者には安楽死を義務付ける法律を求める署名活動をしています。高齢者の存在が医療費に大きな負担となっています。義務付けです。署名をお願いします」と呼び掛ける一種のドッ…

Hawking 博士に生命維持中止の提案があったことが自伝映画で明らかに

出版されるや世界中で1000万部を売り上げた “A Brief History of Time”を執筆中の1985年、 Stephen Hawking(現在71歳)はスイスで肺炎を起こした。 「私は重体で、薬でこん睡状態にされ、 そして生命維持装置につながれました。 医師らは私はもう助からない…

故Nicklinson氏の上訴審「自殺幇助をめぐる法改正は議会の仕事」

以下のエントリーで追いかけてきたNicklinson訴訟の続報。 “ロックト・イン症候群”の男性が「妻に殺してもらう権利」求め提訴(英)(2010/7/20) 自殺幇助希望の“ロックト・イン”患者Nicklinson訴訟で判決(2012/3/13) 自殺幇助訴訟のNicklinsonさん、ツイッタ…

オーストラリアの「全国介護者レスパイト・プログラム」

オーストラリア健康高齢化省(DoHA)が2012年8月に制定した「全国介護者レスパイト・プログラム」 (National Respite for Carers Program:NRCP)の概要について、 同局から出ているNRCPガイドラインのイントロダクションから。 ・NRCPとは、 全国介護者ア…

オーストラリア介護者声明

Statement of Australia’s Carers(オーストラリア介護者声明) オーストラリア政府が2010年に制定した介護者法 The Carer Recognition Act 2010のセクション12として挙げられているもの。 (日本で『介護者憲章』と訳され紹介されているのがこれかも?) 1.…

カナダ政府、1940―50年代に先住民の子どもたちに非倫理的な栄養実験

カナダ政府が1940年代から1950年代にかけて インディアンの子どもたちに行った一連の非倫理的な栄養実験の詳細が明らかになっている。 Social History誌に発表された論文はこちら ↓ Administering Colonial Science: Nutrition Research and Human Biomedic…

DNR指定の人違いで蘇生中止された肺炎のダウン症児、死亡(英)

以下のように 患者にも家族にも知らせない一方的なDNR(蘇生無用)指定が問題になっている英国で、 “終末期”プロトコルの機械的適用で「さっさと脱水・死ぬまで鎮静」(英)(2009/9/10) 肺炎の脳性まひ男性に、家族に知らせずDNR指定(英)(2011/8/3) 高齢者…

現金&性的贈賄スキャンダルで、グラクソが答えなければならない8つの疑問

中国でのオペレーションにおいて 仲介者と旅行会社を通じて医師らに現金と性的賄賂を贈り違法行為を行ったとして グラクソ幹部4人が逮捕された、以下の事件について 医師や官僚への贈賄でグラクソ幹部から逮捕者(中国)(2013/7/12) 英国本社のCEO、Andrew …

2013年7月23日の補遺 (後)

ゲイツ財団の教育改革への資金投入とそれに伴う影響力行使は公教育にとどまらず、大学改革にも。The Chronicle of Higher Educationが"the Gates Effect"と題する長大な調査報告を取りまとめている。 http://www.universityworldnews.com/article.php?story=…

2013年7月23日の補遺 (前)

まずは一昨日、3つもエントリー原稿を書いて一晩寝かせておいたら、 昨日の朝一番のPC崩壊で消えてしまい、書き直す気力がわかないので、 このまま幻のエントリーとなりそうな話題を2題。 (残り1つは向井承子『患者追放―行き場を失う老人たち』の読後メモ…