2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧

2012年7月10日の補遺

英国で高齢者介護の予算を巡って、政治論争。 http://seattletimes.nwsource.com/html/localnews/2018631466_birthcontrol08m.html http://www.telegraph.co.uk/health/elderhealth/9383120/Well-save-in-the-future-if-we-spend-more-on-social-care-now.ht…

NRDN報告書: WI州の障害者への医療切り捨て実態 2例

7月5日のエントリー NRDN報告書:概要で触れただけで終わった ウィスコンシン州の事例2つを、同報告書P.17から 概要を取りまとめて、以下に。 ① グループホームで暮らす13歳の子どもが 風邪の治療を中止されて死んだケース。 その男児には発達障害と身体障…

今週のミュウ 7

先週のミュウ (園との連絡ノートより) 入浴後、テレビ中継でカープの試合を見ました。 始めはあまりノリ気ではなかったようで、 「誰かビデオにしてくれないかな~」と、 周囲をきょろきょろ。 でも、すぐに選手たちの動きに「くぎづけ」になってました。 …

2012年7月5日の補遺

英国の自殺幇助合法化ロビーのFalconer上院議員が合法化法案を提出?:なんでメディアが騒がないの? ちなみにFalconer議員は作家のプラチェットの資金で私的な自殺幇助委員会を作って、あたかも公的なパネルの結論のように合法化を提言した人物。⇒英国Falco…

NDRN報告書:概要

障害児・者への“アシュリー療法”、強制不妊、治療の一方的停止と差し控えを中心に 医療における障害者の人権侵害を批判して 米国の障害者人権擁護ネットワークNDRNが5月に出した報告書については、 これまで以下の3つのエントリーを書いてきました。 障害者…

ビッグ・ファーマのビッグな罰金

糖尿病の治療薬の安全データ隠ぺいなどを巡るライアビリティ訴訟で、 GSKが有罪を認め、30億ドルの賠償金で和解したことを 昨日の補遺で拾いましたが、 ここ数年のビッグ・ファーマで問題となった 違法マーケティングとデータ隠しの事例と、政府に支払った罰…

2012年7月3日の補遺

米国ヒューストンで、妻以外の女性と同棲中らしい男性が、妻の自殺幇助で起訴されている。:ヘンな事件。妻の自殺企図を知りつつ家を出た夫が翌日帰ってみたら妻が床で倒れて死んでいた、遺書はあった、夫婦がパーティ・グッズの店でヘリウムのタンクを購入…

「英国の社会的包摂:主要メッセージ」書きました

前のエントリー「英国の社会的包摂施策」を書きましたの添付資料です。 社会的包摂:主要メッセージ 1. 排除への取り組みは、サービス利用者をあらゆるレベルで動員することなしには成功しない。排除されている人々と協働する共生産的アプローチが、サービ…

「英国の社会的包摂施策」を書きました

近年、日本でも「社会的包摂」という言葉を耳にすることが増えてきた。ほんの概要に過ぎないが、英国の社会的包摂施策について調べてみた。 英国では2004年から09年まで「全国社会的包摂プログラム(NSIP)」が実施された。ブレア首相が1997年に内閣府に設け…

2012年7月2日の補遺

Psychology Todayというサイトに、Eva Kittay、Edrian Aschらの“アシュリー療法”批判を逆手にとって強引に正当化するRovert Newsome論文。「彼らの主張する論点にはいずれも賛成だが、だからといって、成長抑制が常に必ず子どもの最善の利益ではないというこ…

自殺幇助訴訟のNicklinsonさん、ツイッターを始める

自殺幇助合法化を求める“ロックト・イン症候群”の患者、 英国のNicklinsonさんについては 以下のエントリーやその他補遺で追いかけてきました。 “ロックト・イン症候群”の男性が「妻に殺してもらう権利」求め提訴(英)(2010/7/20) 自殺幇助希望の“ロックト…