2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

2010年4月10日の補遺

NHSの官僚は患者を放っておいて自分たちのケアばかりだ、と。 http://www.telegraph.co.uk/health/7569995/NHS-bureaucrats-care-for-themselves-not-the-patients.html テネシー州の女性が養子にしたロシア人の7歳の男児が、一人で飛行機に乗せられてロシ…

Montanaで最高裁判決後、少なくとも1人にPAS:C&C

Compassion & Choiceの発表で、 モンタナ州最高裁の去年の判決からこちら、 少なくとも1人が、医師による自殺幇助(PAS)を受けて死亡。 これまでに致死薬を処方された人の人数は公表しない、と。 OregonやWashington州のように 尊厳死法による所定の手続き…

Cameron党首、自殺幇助合法化に反対を表明

ちょっと記事そのものは当たれていないのですが(この後、出てきたらリンクします) 選挙戦が始まった(と思う)英国で保守党のCameron党首が 自殺幇助の合法化には抵抗すると表明したとのこと。 以下は、それを歓迎するジャーナリストのコラム。 Oregon州メ…

afcpさんへのお返事

月曜日の以下のエントリーでのafcpさんとのやりとりが、 当ブログがずっと考えてきた問題、“Ashley療法”の根っこ、医療と倫理の問題に迫ってきたようなので、 「洗車機とUFキャッチャーでオムツ交換ロボットできる」という工学者の無知(2010/4/5) 今朝、afcp…

カトリック系の病院が「ターミナルでなければ栄養と水分停止は自殺幇助」

オクラホマ州 Tulsa のカトリック系の病院が 患者の終末期医療に関する意思は尊重する一方、 栄養と水分を引き上げることによって死なせることは拒否する、との方針を打ち出した。 もともと去年11月に米国カトリック司教会議が倫理綱領の第5版を発表した…

2010年4月6日の補遺

インド、米国、ウクライナなど海外で代理母に大金を支払って子どもを産んでもらう夫婦は英国のヒト受精胚法に違反することになるので、高等裁判所が親権を認めない可能性がある、と生殖補助医療を専門にする弁護士らが警告。 http://www.guardian.co.uk/uk/2…

2010年4月5日の補遺

オーストラリア政府は自殺の方法を教えるサイトを有害サイトとして検閲し、アクセスをフィルターで封じているが、それらのサイトを見ることができるテクニックを教えるセミナーが安楽死合法化ロビーがによって次々に開催されている。 http://news.smh.com.au…

「洗車機とUFキャッチャーでオムツ交換ロボットできる」と言う工学者の無知

【9日追記】 afcpさんとのやりとりで、どうも誤解を招きそうだということに気付いたので、 あらかじめ追加説明しておきます。 この工学者さんは今現在ロボットを作っている方ではありません。ご専門も、ちょっと違いそうです。 現在、研究しておられるのは…

障害者の権利に対する医療と倫理委の無理解を考えるカンファレンス:Maryland大法学部

4月28日にMaryland大学法学部で 障害者に関する医療と倫理を巡って非常に興味深いカンファレンスが開催されるようです。 主催は The Maryland Health Care Ethics Committee Network と The Law & Health Care Program (L&HCP) タイトルは Disability, Healt…

「Ashley療法は身体の統合性を侵すため、親の決定権の外」とHealth Law Week

Health Law Weekという法律関係のニュースサイトで、 3月19日付で掲載された独自記事が”Ashley療法”を取り上げています。 Protecting disabled children’s right to bodily integrity Health Law Week AllBusiness, March 19, 2010 前半はAshley事件の概要を…

2010年4月2日の補遺

闇の自殺幇助事件で逮捕のFENの4人、罪状認否で無実を主張。 http://www.forsythnews.com/news/article/4812/ シャイボ事件でクローズアップされた事前指示書(リビング・ウィル)、しかし事件の後でも書いている米国人の割合は変わらず。つまり、増えていな…

幇助合法化を訴えて自殺した健康な夫婦の続報を新たな事件のように書くBBCの怪

最近、BBCに対しては、自殺幇助合法化問題で偏向報道を行っていると 議員らから批判が出ている(詳細は文末にリンク)ところですが、 そのBBC、本当に不可解なことをします。 昨日、以下のような記事が掲載されました。 タイトルは「BBCに遺書を送った夫婦が…

また英国の著名人がDignitasで自殺:Purdyさんと同じ多発性硬化症

3月19日、画家(漫画家?)の John Hicklenton氏(42)が Dignitasで幇助自殺。 10年間、多発性硬化症(MS)と闘病しており、 絵を描くことを闘病の力としようとする姿が2008年に テレビのドキュメンタリーに取り上げられ、賞をとったことも。 Dignitasには…