2011-02-09から1日間の記事一覧

2011年2月9日の補遺

ビル・ゲイツがダボス会議でCNNの医療キャスター、サンジェイ・グプタのインタビューを受け、自閉症ワクチン犯人説を流したWakefield論文に憤りをあらわにしたらしい。「あの論文は何千人もの子どもを殺した」とか言って。:とっくに科学的根拠を否定された後…

Savulescuらが、今度はICUにおける一方的な「無益な治療」停止の正当化

麻酔学のジャーナルの電子版ページでの 印刷版が出るのに先立つアブストラクトの公開のようですが、 なにしろ、「臓器提供安楽死」を提唱した、あのSavulescuが 今度はICUにおける無益な治療の一方的な停止を一般化しようと 以下の文章を書いています。 共著…

今年のシアトルこども病院生命倫理カンファは、貧困層の子どもと知的・精神障害児の医療切り捨てを議論

シアトルこども病院は05年から毎年7月に 小児生命倫理カンファレンスを開催しています。 今年は7月22、23日で、第7回のテーマは Who’s Responsible for the Children? Exploring the Boundaries of Clinical Ethics and Public Policy 子どもたちの医療はだ…

Ashley事件関連リンク集 12: 病院・大学とゲイツ財団との関係

こちらのリンク集は大まかながら以下のエントリーとNO対応しています。 シアトルこども病院・ワシントン大学とゲイツ財団の密接な関係(2011/2/9) ① ゲイツ財団からシアトルこども病院へのグラント(1997-2004) http://www.gatesfoundation.org/Grants-1997…

シアトルこども病院・ワシントン大学とゲイツ財団の密接な関係:グローバルな功利主義・優生主義医療の動き

当ブログは、立ち上げ当初から一貫して Ashleyに子宮および乳房摘出手術と成長抑制療法を実施したシアトルこども病院とワシントン大学には ゲイツ財団との密接な関係があり、その関係こそが事件の背景では、と検証を続けてきましたが、 単にAshley事件の背景…