2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧
野田聖子さんインタビュー全文 (1)障害持った子、命の重み教えてくれる から3本:イチイチの言葉に、な~んとなく引っかかっるものを感じてしまう。 http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=44984 http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=45…
だいぶ前からカタツムリの速度で読んでいる Quelletteの“BIOETHICS AND DISABILITY Toward a Disability-Conscious Bioethics”に 生命倫理の界隈でよく耳にする Elizabeth Bouvia事件が取り上げられていたので、 その個所のみ、とりあえずのメモとして。(Qu…
米国の障害者への支援サービスは、ひどい、ひどいと言われるけれども、 それでもそのベースラインは日本よりもはるかに高いのでは、という具体的な情報に触れると、 それを記録として拾っておく……といったエントリーは これまでに何度か書いてきたけれど(文…
英国で09年5月に多量のモルヒネを注射して患者の死を早めたとして、GPのWilliam Lloyd Bassett医師をGeneral Medical Councilの懲罰委員会に報告。前半をざっと読んだところでは、どうやら訪問診療で家族と相談の上でやったことみたい。訪問で家族と語らって…
前のエントリーから続く ○池田委員 この2つのワクチンは2価と4価で、基本的に受ける側の方にとってもわかりやすい違いがあるわけです。これをどこまで同一の目的のものだと説 明するかは注意しないといけないと思っています。例えばイギリスのJCVAという評価…
(前のエントリーの続編のようなものです) 3日のGuardianに、 コスト効率の面から現在のサーバリクスからガーダシルに変更すべきだと説く BMJ論文が紹介されている ↓ Experts urge cervical cancer vaccine switch Guardian, August 3, 2011 この記事につい…
昨日の朝日新聞朝刊に「子宮頸がん制圧を目指す専門家会議」なる団体から 「今、子宮頸がんは自分で予防する時代です。」という大きなタイトルを冠した 全面広告が出ていて、2つばかり、非常に気になる点があった。 専門家会議のHPに、その広告のPDFがありま…
昨日の補遺で拾ったカナダの死ぬ権利訴訟で、Gloria Taylorさん(英国のDebbie Purdyさんのような合法化ロビーの広告塔になりそうな人)の訴訟は時間が大事なのは分かっているからペースアップで、と裁判官。 http://www.vancouverobserver.com/city/2011/08…
英国で2人の共に50代の女性の栄養と水分の中止が問題になっている。 片方の女性は54歳で2009年に倒れて以来、永続的植物状態にある。 NHSトラストが中止を要求、家族も支持している。 植物状態の患者の水分と栄養の停止を本人の最善の利益と認めた 1993年のT…
2008年にワシントンDCで 障害者ケアの事業所の資金繰りが悪化して 閉鎖に追い込まれるグループホームが相次ぎ、問題になった。 ところが、調べてみたら、 トップが法外な給料を取っていることが判明した……というお粗末があった ↓ DCで障害者入所施設の事業者…
英国で50代の女性2人について、それぞれの家族から栄養と水分の引き上げを求めて起こされていた訴訟で、永続的植物状態の女性については裁判所が家族の訴えを認めたが、最少意識状態の女性については9月まで判断を持ち越し。ここには、よく引き合いに出され…
家族に断りもなく病院が勝手にDNR(蘇生無用)指定にしていたといえば、 カナダのAnnie Farlow事件(2005年に死亡。訴訟は2009年)が思いだされますが、 以下の記事によると、英国では 病院側がDNR指定をするさいに家族への通知は無用とされているとのこと。…
自殺幇助合法化ロビーが英国でまた意識調査。 4分の3の人が ターミナルな状態の人には医師による自殺幇助の権利が認められるべきだ、とする一方で、 障害のある人に同じ権利が認められるべきだと考える人は 3分の1にとどまった、と。 調査を依頼した Digni…
撲滅のためのワクチン開発にゲイツ財団が 10憶ドルの資金をつぎ込んでいるマラリアに関して、 アフリカの角と呼ばれる地域のエリトリアでは、 過去10年間にマラリアによる死亡率を80%も減じた実績がある。 これはマラリア死予防では 人類史上、最も大きなブ…