2010-03-17から1日間の記事一覧

2010年3月17日の補遺

近くどこぞで国際会議を開くGAVIが、「ドナー」にその会議に来いよと呼びかけている、というニュースを読んで、「途上国にワクチンを……と活動するゲイツ財団、WHO、UNICEFや世界銀行やシアトルこども病院の面々が、なんで臓器を欲しがるんだろう、もしやして…

Angela事件の判決文は、Ashley論文(06)と同じ戦略で書かれている 2

(前のエントリーの続きです) ・ 文章の構成上の工夫に、事実を隠ぺいするマヤカシが仕込まれている。 隠ぺいまたは情報操作が試みられているのは主として以下の点。 ① けいれん発作は薬でコントロールされており、重い生理によって誘発されることは「可能…

Angela事件の判決文は、Ashley論文(06)と同じ戦略で書かれている 1

Angela事件の判決文については3月11日にこちらのエントリー2つで 問題点を主に5点、指摘しました。 その冒頭で私が『絶句……』と書いたのは、 あの判決文の異様さ、「普通でなさ」に、 “Ashley療法”論争の当初、06年の主治医論文を読んで感じた「普通でなさ」…

「脳死でなくても心停止から2分で摘出準備開始」のDCDを、ERで試験的に解禁(米)

脳死でなくても、心臓の停止から、わずかな時間だけを待って臓器を摘出する 心臓死後臓器提供 donation after cardiac death (DCD)と呼ばれるプロトコルが 米国の医療現場でじわじわと広がっていることについて、 当ブログでは 障害者だからといって治療より…