重症障害理由の中絶要求を代理母が拒否(米)

米国コネチカット州の夫婦が
超音波検査で胎児に脳や心臓に損傷があるなど重度の先天異常が複数見つかったために
それが最も人道的だとして代理母に1万ドルで中絶を要求。

代理母は最初は15000ドルなら中絶すると答え、夫婦はそれを拒否。
その後、代理母は気持ちをひるがえして全面拒否。

夫婦が雇った弁護士が脅すような手紙を送り付けたり
訴えると言ったりしたものの、
夫婦は最後には産むのであれば親権を州に明け渡す、と。

代理母は2人の子どもの母である29歳のCrystal Kellyさん。
十分な職を得られず、子どもを育てるのに困窮し、
仲介業者を通じて2200ドルで夫婦の代理母になることに。

州に親権を奪われることを恐れたKellyさんは
代理母に親権を認めているミシガン州へ移住。
その後、生まれた後にもらってくれる養親を探した。

日曜日にCNNで報道されるや、
激しい論争になっているとのこと。

以下に生まれてきた女の子の現在を含む、
CNNのニュース・ビデオあり。



2010年にもカナダで類似の事件がありました ↓
ダウン症らしいからと、依頼者夫婦が代理母に中絶を要求(カナダ)(2010/11/18)