イラクとアフガニスタンの米軍で働く民間派遣要員の死者数3000人超
思いだすのは、例えば、
08年に読んだ時のエントリーで以下のように書いたこと。
08年に読んだ時のエントリーで以下のように書いたこと。
これを思い出させられたのは、
そんなふうにイラクへの戦争要員を派遣している民間の警備会社が
「労働者」30人が死んだことを法で定められている通りに迅速に報告しなかったとして、
米国労働省から75000ドルの罰金を科せられた、という7日のニュース。
「労働者」30人が死んだことを法で定められている通りに迅速に報告しなかったとして、
米国労働省から75000ドルの罰金を科せられた、という7日のニュース。
(”殺される be killed”という表現そのものは、英語では
事故など、自然な死に方でない場合には普通に使われているものですが
ここで言われる「労働者」「従業員」の方々の死に方が
普通の事故死ではなかっただろうことも
また容易に想像されるわけで……)
事故など、自然な死に方でない場合には普通に使われているものですが
ここで言われる「労働者」「従業員」の方々の死に方が
普通の事故死ではなかっただろうことも
また容易に想像されるわけで……)
米国政府はイラクとアフガニスタンの戦争地域で働いている派遣企業の民間人に
医療費や死亡保障などを労災として提供する事業を作ってはいるものの
ProPublicaは一連の報道で、その不備を指摘してきたところ。
医療費や死亡保障などを労災として提供する事業を作ってはいるものの
ProPublicaは一連の報道で、その不備を指摘してきたところ。
多額の税金がその事業につぎ込まれているというのに
派遣会社は支払いを渋るのが常で、特に外国人社員には
何の補償も受けられていないケースが多い。
派遣会社は支払いを渋るのが常で、特に外国人社員には
何の補償も受けられていないケースが多い。
今回のSandi Groupへの罰金も、
そうした派遣企業への規制強化の一環と見られる。
そうした派遣企業への規制強化の一環と見られる。