英国議員6割がPAS合法化に反対「不況で、弱者に圧力かかる」

150人以上の議員への新たな調査で
医師による自殺幇助(PAS)合法化を支持すると回答したのは29%。

59%が反対で、12%は未定。

スコットランドでは議員の86%が反対)

また72%が
医師が患者の求めによって致死薬を処方できることになったら
弱者に自殺を選択するよう圧力がかかる可能性がある、と考えている。

現在の経済状況では
弱者が家族の経済的な負担にならないよう自殺を選ぶリスクが増える、
と考える議員も、ほぼ60%。




まぁ、この記事だけを読めば、
英国の政治家の良識に安心してしまいそうだけれど、

医師による自殺幇助は認めないでも
「近親者による自殺幇助はおとがめなし」がすでに定着しているし、

英国の医療現場では
高齢者は機械的に「死ぬまで鎮静、さっさと脱水」で死なされているし、
障害者も入院すれば本人も家族も知らない内に「蘇生無用」指定されてしまうし、

そういう国で議員さんたちが
「この不況下でPAS合法化したのでは弱者に圧力が」と言ったって、なぁ……。


英国の医療現場の実態はこちら ↓





ちなみにスコットランドで議員さんたちの警戒が高いのは、
もしかして、過去にこういうことがあったからかも? ↓