2011年のまとめ:安楽死・自殺幇助合法化関連

安楽死・自殺幇助関連では、

まず、一番ショッキングな話題は、
去年Savulescuの「臓器提供安楽死」論文で言及された
安楽死後臓器提供」がベルギーで行われた事実が確認されたことと、
オランダで進行した認知症の女性に積極的安楽死が行われたこと ↓


その他、↓

【カナダ】
今年ここが一番、合法化圧力が高まった気がする。



【米国】
動きが目立っていたのは、来年の合法化住民投票に向けてキャンペーン展開中のMA州。
その他、補遺などから推測すると、合法化への圧力が目立っているのは
CA州、HI州。WI州もあったような。WA州からは「尊厳死法拡大を」の声。





【英国】
Dignitas関連やガイドラインで不起訴になる事件も議論も続いているけれど、
とくに大きな動きがあったというよりも、ジワジワと既成事実化されている感じ。
それを象徴するのが以下のニュース?



【スイス】
ここ数年検討されてきた“自殺ツーリズム”規制は、住民投票の結果、断念 ↓
スイス政府、“自殺ツーリズム”規制を断念(2011/7/1)