2011年9月30日の補遺

南アフリカ共和国の人が起こしたNZの自殺幇助事件。Western Cape大学で法医学DNAラボの責任者をしている男性Sean Davidson氏、2006年にモルヒネの錠剤を砕いて水に溶き、末期がんの母親(85)に渡して自殺を幇助したとして、来月、NZで裁判に。母親がNZ在住だったため(と思う)。
http://www.guardian.co.uk/world/2011/sep/29/south-african-prosecuted-mothers-death?CMP=EMCGT_300911&

内容は全然読んでいないので、無責任で申し訳ないけど、タイトルはビル・ゲイツは安全でクリーンな原電の制御法を考えついたのか?」。副題に「新たな原子力時代を始めようとのゲイツの大胆な計画をMark Peisingがレポート」ビル・ゲイツ東日本大震災の直後に再生可能エネルギーみたいな「可愛らしいもの」ではどうにもならないって、発言してたからね。結局、この「新たな原子力時代」の話も、落ちていく先はTerraPowerという彼の投資先の話……じゃないかという気がするんだけど(読んでいないのに無責任でスミマセン)。
http://www.independent.co.uk/environment/green-living/has-bill-gates-come-up-with-a-safe-clean-way-to-harness-nuclear-power-2363205.html

ビル・ゲイツがポリオ撲滅推進でナイジェリアへ。:大統領選挙を巡って、すさまじい内乱状態が起きたばかりの国でも、この人は最重要課題はポリオの撲滅だ、ワクチン推進だ、と説く。「無政府状態ソマリアだってワクチン接種率は高いんだぞ」と胸を張るこの人にとって、いったい物事の優先順位ってどうなっているんだろう、とずっと不思議。
http://www.google.com/hostednews/afp/article/ALeqM5igG2I_nNG70Bo-ObivptdutviDGA?docId=CNG.211f4e001608b37db54efe2a0eef44b5.551

ビル・ゲイツが来たとなると、ナイジェリアの上院議長が「2年以内にポリオを撲滅してみせます」と約束したそうな。:2年で撲滅ったって当面それどころじゃなかろうに、それでも約束してみせたくなるほどに、何かイイコトがあるんだろうな……と、どうしても。
http://www.google.com/hostednews/afp/article/ALeqM5igg1wgeq1pHQyeh_DIHww-8eTniw?docId=CNG.11b830e74e89175fd9b015ca71842771.551

アパラチア地域の小児科医は、その他の地域に比べてHPVワクチンの推奨に消極的だという調査結果。「大問題だ。もしアパラチアの小児科医が、HPV感染は患者にとって問題ではないと(明らかに問題であるにもかかわらず)考えているなら、女性だって自分はもちろん自分の子どもにだってワクチンを打とうとは思わないだろう」: へぇぇ。HPVワクチンについては、こういう調査まであるわけですかぁ。地域ごとに、小児科医がどれだけ熱心に推奨しているかを調べて、熱心でないと「この地域は大問題だ」とね。まるで調査研究を装ったアカ狩りみたいな……。しかもHPVワクチンに限定して。
http://www.medicalnewstoday.com/releases/235182.php

ADHDの治療薬の14歳から17歳までへの処方量、この12年間ずっと増えっぱなし。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/235243.php

不況で、ワシントン州では、介護施設にボランティアのオンブズマンを送る制度の予算が3分の2に
http://www.columbian.com/news/2011/sep/29/watchdog-program-to-lose-one-third-of-funds/

英国NHSの生き残りのためにベッド数削減が必要、との提言。NHSの幹部Mike Farrar氏から。だって、サービスを削減しないとERと産科は閉鎖になるよ、と。
http://www.guardian.co.uk/commentisfree/2011/sep/26/nhs-beds-funding-crisis?CMP=EMCGT_270911&
http://www.guardian.co.uk/society/2011/sep/26/nhs-cash-crisis-cuts-closure?CMP=EMCGT_270911&

米軍が兵力調達を民間企業にアウトソーシングしていて、それら「下請け」の兵士たちには負傷した場合の保障がない(薄い?)ことが前から指摘されているけど、イラクアフガニスタンに派兵されたそうした下請け兵士たちから、医療保障と障害手当を求めて集団訴訟が起こされた。
http://www.propublica.org/article/injured-war-contractors-sue-over-health-care-disability-payments

「怒っているぞ! 障害者きりすて! 全国ネットワーク」という運動があることを今日、知った。いろんな人が闘っている。ずっと。以下はそのネットワーク関西のブログ。
http://ikari-net.cocolog-nifty.com/blog/

10月28日の日比谷IDF大フォーラム
http://www.normanet.ne.jp/~1028/