2011年5月24日の補遺


抗がん剤はダメだけど自殺幇助はOK」とメディケアから通知が来るOR州で、カトリック系の病院のホスピスが健闘している。:この記事はちゃんと読みたい。今のところ読めないまま拾っておく。
http://www.catholicsentinel.org/main.asp?SectionID=2&SubSectionID=35&ArticleID=15196

福島の原発事故の後、Bill Gatesが原発推進で大いに気を吐いていることについて、「Gatesの口が向かうところ、彼のゼニが投資されている」と指摘する経済記事。特にES, SHAW, DNNという3つの会社。:こういう情報を見て金融トレンドを読んでは投資することが肝要。だから、ワクチンも原発も、リスクとは無関係に既定路線……ということになるんだろうな……と。しかし「ゲイツの口が向かうところ、彼のゼニが投資されている」とは突いている。やっぱ彼がしゃべるところは株価、上がるんだよ。だって、そういうのが慈善ゲイツ帝国資本主義なんだもん。たぶん。
http://www.smallcapnetwork.com/After-Fukushima-Bill-Gates-Likes-Nuclear-Energy-Should-You-ES-SHAW-DNN/s/article/view/p/mid/1/id/1912/

ジュリアン・アサンジは次のビル・ゲイツになるか? という記事。次のゼニ儲けのチャンスは、そうした反エスタブリッシュメントの分野になるだろう、って、ロクに読んでいないけど、たぶん。:ビル・ゲイツの王国と化していく世界だけでも私には十分に恐ろしいんだけど……いや、待て。ゲイツ王国はアンチではないけれど、確かにエスタブリッシュメントを無化しつつあるような……。ゲイツが無化、無力化して行ったあとで、アサンジの反が動き始めるってこと? それって、どんな世界……?
http://www.pcmag.com/article2/0,2817,2385752,00.asp

英国Cameron首相の「大きな社会」構想って、けっこう中身が変化しているらしくて、現在のが、例の「英国のビル・ゲイツ出て来い」と寄付を募ることを加味したヴァージョン4.0なんだとか。
http://www.guardian.co.uk/politics/2011/may/23/stand-by-big-society?CMP=EMCGT_240511&

英国自殺幇助合法化運動の広告塔Debby Purdyさんが、新たな症状を抑える薬をトラストに出してもらうための闘いを続けていることは、3月にエントリーにしたけれど、その続報。:十分な治療が受けられないために自殺幇助を求めることになっても、それが「死の自己決定権」で正当化されてしまう理不尽に、あなたはこれを機に気付くべきでは? そして、その「死の自己決定権」こそ、あなたが一昨年までしきりに英国で声を張り上げて世論に根付かせてきた概念に他ならないということにも。
http://www.bbc.co.uk/news/uk-england-leeds-13509108

英国NHS改革法案がずうっと揉めているんだけど、よその国の医療制度の詳細まで首を突っ込む勇気がない。自分の国の医療制度だってロクに知らない内にコロコロかわってワケが分からないのに。
http://www.guardian.co.uk/society/2011/may/23/nhs-bill-scrutiny-listening-exercise?CMP=EMCGT_240511&

アフガニスタン野戦病院で器具の消毒が十分でないため、多くの兵士らが肝炎やエイズなどに感染の恐れ。「兵士や契約社員たちが」とあるのが目を引いた。:同じ仕事をして同じ状況で同じ病気に感染しても、後者の人たちは十分な補償が受けられないのでは?
http://www.canberratimes.com.au/news/national/national/general/blood-disease-scare-for-australian-troops-in-mideast/2172469.aspx

Missouri州に50年ぶりの巨大竜巻。116人死亡。:昨日の夕方、CNNで遠くからやってくる竜巻の映像をちらっと見た。怖かった。自分たちが生きている間、地球はもってくれるんだろうか……と最近思う。
http://www.guardian.co.uk/world/2011/may/23/missouri-town-joplin-ravaged-tornado?CMP=EMCGT_240511&