また起きたぞ、A事件で時々起こるネット上の“不思議”

Ashley事件を追いかけながら、
いつからか気がついていたネット上の奇妙な現象について
今年の2月に以下のエントリーで書いたのですが、


今朝、また、同じことが起こっているのを発見。



The Seattle 10 といって、
例えば「シアトルで一番おいしいメキシコ料理の店」とか
「足に出来た魚の目を取ってもらうとしたら、シアトルで一番腕のいい外科医は」など
シアトルに関する“なんでもランキング10位”サイト。

なんで、こんなところに……?と、不思議なのだけど、突然、ここに、
「Ashleyの成長は正常な子どもとどのように違うのか」という上記の記事がアップされた。

コメントが2009年9月30日となっているので、
おそらく昨日アップされたものでしょう。

しかし、内容は、2007年の論争当初のAP記事が
そのままコピペされているだけなのです。

あ、実は1行だけ、冒頭のところで追加されている。
さりげなく「この事件を論じよう。一家のブログを読もう」とね。

まるで、サブリミナル効果を狙っているかのような、さりげなさでね──。

そして、最初に入っているコメントは

親が彼女をケアするのが簡単になって、
それだけAshleyも親に愛してもらい関わってもらえるならOKだと思うわ。

だって、どうせ正常な生活が出来る子じゃないんだし。

Ashleyを一番愛しているのは親で、
実際に介護しているのも親なんだから

そういう親のすることをあれこれ言う資格は我々にはないでしょ?


今朝、一番でこれを発見した時には、
あ、これは近々、Ashley関連で、なにかの動きがあるな……と思った。

すぐにドキッとしたのは、
あるじゃん、10月9日にワシントン大学のシンポが……。
やっぱり、あのシンポはクサイのかしら……。

……と思っていたら、なんと、ありましたよ、もっと、ずいぶんと大きいのが。
それも1つではなく、2つも。

それについては、この後でエントリー2つ書きましたので、
これに続けて一気にアップします。

このエントリーで確認しておきたいのは、
こんなふうに、A事件で何らかの動きが生じる前後には、
インターネット上に、何の脈絡もなく、こんな古い記事がコピペされて出てくること。

まるで、
表舞台に直接顔を出せないことがもどかしくてならない自意識過剰の脚本家が
盛り上がる場面になると、大道具さんに化けて舞台の端っこに一瞬だけ顔を出して
「書いたのはボクなんだからね」とこっそり自分を指差して見せているみたいに──。