2011-11-22から1日間の記事一覧

2011年11月22日の補遺

今日のエントリーで高谷医師の「重い障害を生きるということ」と拙著「アシュリー事件」とを不遜ながら並べて書いたことに内心たいそう忸怩たるものを感じていたら、「ホンの本好きマンガ好き」というブログが、この2冊を続けてエントリーで紹介してくださっ…

高谷清著「重い障害を生きるということ」メモ 3

前のエントリーからの続きです。 一つだけ、もしかしたら アシュリーやミュウが重症身障害児・者の幅広いグラデーションの中では むしろ「軽い」方に類するから、という面はあるかもしれないのだけれど、 重症障害児・者の「意識」について書かれていること…

高谷清著「重い障害を生きるということ」メモ 2

前のエントリーからの続きです。 この本を読みながら重い障害のある子どもをもつ身として非常に強く感じるのは 「こんな医師もいたんだぁ……」という率直な驚き。この感想はミュウの父親も全く同じだという。 著者は若い頃に全障研に参加し、「医療に対する怨…

高谷清著「重い障害を生きるということ」 メモ  1

「重い障害を生きるということ」 高谷清著 岩波新書 高谷氏は京大付属病院、大津赤十字病院などを経て 1984~1997年、重心施設、第一びわこ学園園長を務めた医師。 現在も同学園の非常勤医師。 当ブログで高谷氏について書いたエントリーはこちら ↓ …