2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

スコットランド、加・ケベック州で自殺幇助について意見聴取

Margo McDonald議員提出の自殺幇助合法化法案 End of Life Assistance Billを巡って 議会がヒアリングを実施中のスコットランドで、 元GPから非常に印象的な証言が出ている。 (同法案についての詳細はこちらのエントリーの末尾にリンク一覧) 証言したのは…

2010年9月7日の補遺

スコットランドの自殺幇助合法化法案で、議会が意見聴取を開始。投票は11月。ここでもBBCスコットランドは世論誘導に活躍するらしい。 http://www.bbc.co.uk/news/uk-scotland-11203010 カナダ、ケベック州の自殺幇助合法化議論で、州政府が各地を回って意見…

6万ドルの安楽死キャンペーン、オーストラリア全土に看板とTVコマーシャル攻撃

オーストラリアのDr. DeathことDr. Nitschkeが 世論喚起に向け、大きく仕掛けてきました。 総額6万ドルの広告費を投入し、 オーストラリア全土に看板を立て、 TVコマーシャルを流す安楽死啓発キャンペーン。 CMは手始めに、この日曜日の深夜、Brisbaneから始…

脳性マヒをターミナル扱いするモンタナ州の“慈悲殺”報道

Montana州Libby在住のWilliam Hardgroveさん(81)は探偵業で Lincoln郡のAndersonシェリフの友人だったらしい。 妻のSwanieさん(81)は脳性まひ以外にも、 crippling medical problems(不自由になるような病気や障害)があって ここ数週間の間に痛みが激し…

2010年9月5日の補遺

英国Sinclair氏の自殺幇助事件関連。7か月前に、氏が何度も自殺する計画を話すので施設内でミーティングがあった。その後、氏は6カ月かけて準備。Dignitasで致死薬を飲むところがビデオ撮影されており、飲んだ後でカメラに向かって親指を立ててみせた。逮捕…

2010年9月3日の補遺

【自殺幇助関連】 モントリオールで開催された第13回 World Congress on Painに出席中のNYのSloan-Kettering癌センターの神経科学者でWHOの癌と緩和ケア・ユニットのアドヴァイザーであるKathleen Foley氏が、Gazette紙のインタビューに応じ、世界中で自殺…

遺伝子変異あれば乳房摘出、卵巣摘出が当たり前の”予防医療”に?

ウォール・ストリート・ジャーナルの以下の記事によると、 米国医学会雑誌(JAMA)に掲載された論文で、 がんに関与する遺伝子BRCA1 またはBRCA2の変異がある女性が 予防的に乳房または卵巣の摘出手術を受けた場合には、 受けなかった女性よりも発がん率が下…

2010年9月2日の補遺

英国で、自殺幇助容疑で逮捕者。施設で暮らしていた76歳の重症障害者(debilitating disorder multiple system atrophy)Douglas Sinclair氏が約一か月前にスイスに渡り、自殺したのを幇助したとして、47歳と48歳の男女2人が逮捕された。保釈にて捜査続行。:…

日本の成年後見人制度は国連障害者人権条約に抵触

ずっと、ちゃんと知りたいと思いつつ、 そのままになっていたことが 「発達障害白書 2011年版」(日本発達障害福祉連盟編)の 法政大学の佐藤彰一氏の「『障害者権利条約』と日本の成年後見制度」という文章で 分かりやすく解説されていた。 日本の成年…

2010年9月1日の補遺

これからの仕事は、高度教育を必要とする高収入の仕事と、低収入の単純作業とに2極化が進む。:その中間で、それほどの単純作業でもない仕事に、単純作業と同じ単純計算の効率とその証明を求め、しかもそれを自己責任で設定した目標にすり替えて、労働者を…

MSN掲示板に“Ashley療法”スレッドが登場、まるで07年のデジャ・ヴ

MSNの健康>妊娠カテゴリーの掲示板に 昨日、Pillow Angelというタイトルのスレッドを立てた人があり、 今日現在も書き込みが続いています。 http://boards.msn.com/Healthboards/thread.aspx?threadid=1799093&boardsparam=Page%3d1 まるで07年の、事実誤…