2010年4月24日の補遺

かなり前にニュースになっていた事件で、Minnesota州の元看護士の男性William Melchert-Dinkel, (47)がインターネットでウツ病の人たちに自殺をするよう働きかけ、方法を教えるなど幇助したとされていたが、金曜日に起訴された。直接の容疑はカナダ人女性と英国人男性の自殺幇助。しかし、ネットを通じて幇助した人は数10人と言われる。
http://www.google.com/hostednews/ap/article/ALeqM5gQJO3cHmuYbUTstiXGkZE2lviZ9wD9F91QI00

製薬会社と並んで、ここ数年米国で問題になっているのが医療機器の会社のデータ改ざんや政治家との癒着。5年間に、そうした機器の不具合による死亡ケースが710例報告されて、FDAが認可の条件を厳格化。特に輸液ポンプなど。:2009年1月にはFDAの科学者らから認可審査のずさんさについて内部告発もあった。
http://www.nytimes.com/2010/04/24/business/24pump.html?th&emc=th

豚インフル・ワクチンの反作用に関する調査でマヒや死亡に至る可能性のある症候群が増えている可能性。しかし、米政府の関係者はまだ分からない、とも。
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2010/04/23/AR2010042304965.html?wpisrc=nl_cuzhead

ここ数年、ヨーロッパ、ロシア、日本、アメリカなどから金属製品のスクラップを買い込んできたインドで、その加工を行う小さな工場で働く人たちが立て続けに7人が入院する事態となり、警察がその地域を閉鎖。有害ITゴミによる環境汚染や人的被害の恐れ。:4月16日の補遺に関連記事。もちろん07年の象牙海岸の悲劇は忘れられないし、現在もまだ続いている。
http://www.nytimes.com/2010/04/24/world/asia/24india.html?th&emc=th

米国のボーイスカウトに、70年以上も前から性的虐待に関する苦情処理のファイルがある。それほど多発していたということ。80年代にリーダーの男性から性的虐待を受けたという男性の訴訟で、米国ボーイスカウトは賠償金185万ドルの支払いを命じられた。
http://www.nytimes.com/2010/04/24/us/24scouts.html?th&emc=th