車いす男性に10代の子ども2人が鉄パイプで殴る蹴る(豪)

9日の夜、Sydneyの駅にいた車いす使用のカナダ人男性(35)が
10代の男の子2人に襲われた。

2人は、男性に近づいて、最初は言葉で脅していたが、
男性が彼らから逃れようとエレベーターに乗ると、追いかけてきて顔面を殴り、
男性がその勢いで後ろに倒れて車いすから転がり落ちると、足蹴に。

また金属パイプで頭や体を殴った。
車いすから取り外した金属パイプまで使って。

所持品と車いすを奪おうとも。

男性は頭がい骨陥没の重傷を負い、病院に運ばれた。

Teens stomp on man in wheelchair: police
The Canberra Times, March 10, 2010


2人とも捕まったと読める個所もあるのだけど、
1人はまだ逃亡中のようでもあり、そのあたり、よく分からない。

しっかし、イヤなニュースだ。

見失って、探す気力がイマイチ湧かないのだけど、
米国のどこかの町で静かに一人暮らしをしていた、
知的障害のある温厚な男性(中年だったか、けっこう高齢だったか)が
何年も町の子どもたちの嫌がらせのターゲットにされて、
そのあげくに心臓まひを起こしてなくなったというニュースも先週末にあった。

最近、こういうニュースが増えている。
大人たちが弱い者に対して力任せの言動でかさにかかっていく空気を
子どもたちが敏感にかぎ取っているのでは、という気がする。