図書館がDr. Deathワークショップへの場所提供を拒否(カナダ)

Dr. Deathこと、オーストラリアのDr. Nitschkeが創設した組織Exit International が
バンクーバーの図書館で9月上旬にワークショップを予定していたらしいのですが、

警察から、その内容が憲法違反に当たる可能性を指摘された図書館が
部屋の利用許可を撤回した、とのこと。

Exit International 側は“言論の自由”を侵されたとして争う姿勢。

また11月にもバンクーバーのほかの地区で
同様のワークショップを開催する予定もあるとのこと。

Library Nixes Final Exits
The Seattle Post-Intelligencer, September 22、2009/09/24

Vancouver PL Cancels Program By Assisted Suicide Organization
Library Journal.com, September 23, 2009


ワークショップは、以下のエントリーで追いかけてきたものと同じらしく、
2部構成で、前半で自殺幇助合法化議論の概要と、その理念を解説し、
後半では55歳以上の人を対象に実際にラクに死ねる方法を教える、というもの。

カナダでは現在議会に自殺幇助合法化法案が提出されており、
9月後半にも審議入りとのことなので、
合法化ロビーが国外からもたくさん入り込んでいるものと思われます。

ちなみにケベック州医師会は合法化支持を打ち出しています。