擁護に登場した奇怪な人々

知的障害者への嫌悪感 (Norman Fost 3)

1月5日のScientific American.com のメール討論でのNorman Fost医師の発言のうち、 もっとも過激な(正直な?)部分を以下に。 発達段階にふさわしい体のサイズの方が “怪物 freak”にならないですむという父親の意見に私は同意する。 (ただしfreakは父親が…

シボレーのエンジンを搭載したキャデラック? (Norman Fost 2)

Norman Fost医師はアシュリー療法が議論された「ラリー・キング・ライブ」(1月12日)に出演し、 2度発言しています。 まず最初の発言の方を以下に。 ラリー、私がこの件で驚くのは愛情の強さと広さですね。 わが子のために最善を尽くしたいという信じられ…

アシュリー論争にも出てた「ステロイドの専門家」 Norman Fost 1

前々回のエントリー「選手がステロイド使って何が悪い」とHughesで、 アシュリーの両親を強く擁護したJames Hughesが スポーツ選手のステロイド使用問題でも能弁を振るっていることを紹介しました。 ここ数年のステロイド論争をネットで当たってみると、 さ…

「選手がステロイド使って何が悪い」とHughes

薬物疑惑が取りざたされているバリー・ボンズの通算最多本塁打新記録樹立を目前に、 ワシントン・ポストは8月1日、 Is It Time For a Flex Plan? Techno-Athletes Change The Definition of Natural と題した記事で、 スポーツ選手の薬物や様々なテクノロ…

James J. Hughes その3

もう1つ、Nancy GraceとDr.Hughesのやり取りを以下に。 G:(static encephalopathyという診断名とアシュリーの状態を両親のブログから一部紹介した後に) Dr. Hughes、どういうところが彼女特有の症状なんですか? H:(診察せずに診断はできないと述べた後…

Hughes発言の「グロテスク」について

成熟した女性の体に乳児レベルの精神が宿っている状態はグロテスクだと、最初に「グロテスク」という表現を使ったのは、去年の秋に論文が発表された直後のDvorskyのブログでした。彼と非常に近しい立場にあるHughes医師がこの表現を繰り返すのは不思議ではな…

Dr. James J. Hughes その2

その1で紹介したGraceとDr.Hughesのやりとりは以下のように続きます。 H:胸の組織を取り除いたことについては、体をそんなふうに切り取るなんて間違っていると思うかもしれませんが、家族に乳がんが出ているんです。それに乳房があったらうつぶせになるの…

Dr. James J. Hughes その1

Dr. James J. Hughes は1月4日にCNNのNancy Graceの討論番組に出演し、 アシュリーの両親を強く擁護した人物です。 番組の中で紹介される所属は、あのGeorge Dvorskyと同じ、 the Institute for Ethics and Emerging Technologies。 そのDvorskyも同じ4日…

George Dvorsky はトランスヒューマニスト

成熟した女性の体に乳幼児レベルの知能しか持たない人が宿ることを「グロテスク」だと放言したGeorge Dvorskyという人がいて、その発言が両親のブログに引用されていることは、周知の通りです。論争の中でも5月16日のWUのシンポでも何度かその引用箇所が…