2007-05-29から1日間の記事一覧

まだある論文の”不思議” オマケ

この辺でいったん論文そのものの検証から離れます。そこで、論文にこだわってきたエントリーのオマケとして、私にはとても興味深いと思える表現を論文中から2つ、ご紹介します。 まず1つは、「症例報告」の中、アシュリーが内分泌医の診察を受けた段階で、…

まだある論文の”不思議” その5

ハ席姑表の時期の不思議 アシュリーの手術は2004年7月のことでした。論文発表までに2年以上経過しています。論文発表時、ホルモン療法は開始から1年ちょっと。まだ継続中です。(追記:事実はこの段階で「2年とちょっと」だったようです。その後 こ…

まだある論文の”不思議” その4

の冤?ウンセラーであった医師が論文執筆者であることの不思議 このような医学論文で、倫理カウンセラーという立場でそのケースにかかわった医師が執筆するということが、どの程度当たり前のことなのか、私はまったく無知なので分かりません。が、倫理委員会…

まだある論文の”不思議” その3

親のアイディアが具体的な計画となった場面に居合わせたのがGunther 医師である事実を伏せていることの不思議。 両親のブログに書かれている事実関係を整理してみると、いわゆる“アシュリー療法”のアイディアが生まれ、それが具体的な計画となるまでの経緯は…