2013年7月9日の補遺

今日のエントリーを書いた際にYahoo!ブログが拾って来てくれた、非産婦人科の医師の方のブログの一連の関連エントリーが非常に興味深かった。6月7日にHPVワクチンについての疑問を整理、その後の厚労省の動きにつれて適宜あれこれと調べれば調べるほど、疑問が深まっていった……みたいなところ。どのエントリーにも大変興味深い指摘がてんこ盛り。個人的には6月23日のエントリーで「(アジュバントが有害というデータが出ていたら)いくらなんでも、即、ワクチン接種中止されるでしょう」の個所に下線が引かれているのが面白かった。今日の拙ブログエントリーにもリンクしたけど、Avandiaスキャンダルなどで表面化しているのは、臨床研究データそのものが製薬会社に操作されている、そうと分かっていて平気でみんなで癒着する、利益至上・生命軽視の「ファーマゲドン」。ファーマゲドンが「原発村」ならぬ「薬・ワクチン村」なのだとしたら、そこでは「いくらなんでも」すらないのかも??
http://blogs.yahoo.co.jp/janeway_tlr2/66180200.html (6月7日)
http://blogs.yahoo.co.jp/janeway_tlr2/66200396.html (6月15日)
http://blogs.yahoo.co.jp/janeway_tlr2/66219737.html (6月23日)
http://blogs.yahoo.co.jp/janeway_tlr2/66238961.html (7月1日)

米国のスーパーマン俳優、クリストファー・リーヴが治療法の発見にのみ希望を求めた姿勢について、96年のリーヴの民主党大会でのスピーチと、障害者運動側からの声いくつか。(ウ―レット関連でのメモ)
http://www.jscf.org/jscf/REEVE/supichi.htm
http://www.ragged-edge-mag.com/archive/p16story.htm
http://www.ragged-edge-mag.com/extra/reevepeace.html
http://www.raggededgemagazine.com/mediacircus/creevedeath.html

英国で、白血病の夫の首を絞めて殺したとして妻を殺人の疑いで逮捕。:まだ読めていないけれど、メディアの論調は「慈悲殺」とか「自殺幇助」に流れるんでは、と予測。……と思ってたら、やっぱり下の方の記事ではタイトルに「”自殺幇助”で事情聴取」と書いてある。最初の記事のタイトルはそういえば「献身的な妻」だもんなぁ。英国ではもう介護実績さえあれば首絞めて殺害しても自殺幇助? 
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2358249/Devoted-wife-Sheila-Sampford-strangled-husband-John-save-painful-death-cancer.html
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2357663/Wife-quizzed-assisted-suicide-terminally-ill-husband-82-strangled-home.html

米国医師会が肥満は今後、病気として扱う、と新方針。バリアトリック医学界と臨床分泌学会はこの決定を歓迎。:これもどこかで科学とテクノで簡単解決バンザイ文化のマッチ・ポンプ構造のような気がしてならないんだけど、ま、素人のオバサンの思うことで何のエビデンスがあるわけではありません。ワクチンが糖尿病、肥満、メタボを引き起こしている、とする調査結果、2012年11月に Current Diabetes Reviewsにという話もあったにはあったけど。あと、ヤセ薬とかバリアトリック手術とか、絶賛急成長中のマーケットではある。そういう薬の例にもれず、ひと通り売れた頃になってリスクが判明してrimonabant は2008年に、最近ではJaDeraとXiyouji Qingzhiとか市場から回収されたりもしているんだけど。でも、日本でも肥満薬の臨床実験での不正が判明したことだし、それって、この動きが日本にやってくる前触れなのかも? 日本人の肥満は程度で見れば米国人の足元にも及ばないにせよ、薬や手術など医療介入の必要なれっきとした病気です……。
http://www.bioedge.org/index.php/bioethics/bioethics_article/10594#comments

英国ウェールズが臓器移植にみなし同意制度を導入。2015年から
http://www.bioedge.org/index.php/bioethics/bioethics_article/10592#comments



で、そのバフェット氏、人工透析の会社Davitaの株に1560万ドル。
http://www.democratandchronicle.com/usatoday/article/2497133

国際ライオンズ・クラブとGAVIが麻疹ワクチン推進で提携:この前国際ロータリーゲイツ財団とポリオ撲滅で提携を新たにしていたっけな。
http://online.wsj.com/article/PR-CO-20130708-906624.html

ナイジェリアのAnabra州知事がポリオ撲滅でのベスト・パフォーマンス・ビル&メリンダ・ゲイツ賞を受賞。保健相から授与。賞金は1億2000万ナイラ。5年間ポリオが1例も出ていないことに対して。:ゲイツ財団って、こんな巨額の賞金つきの賞を設けて途上国のワクチン推進をあおってたのか……あ、途上国だけじゃないか、ビル&メリンダ賞じゃなくて「研究グラント」という名前になってるだけで。
http://sunnewsonline.com/new/trending/obi-bags-best-gov-award-empowers-5000-youths/
http://www.ngrguardiannews.com/index.php?option=com_content&view=article&id=126356:obi-gets-n120m-bill-gates-award-on-polio-eradication-&catid=1:national&Itemid=559

武装集団が学校襲撃、42人殺害…ナイジェリア:上のニュースもこのニュースも同じナイジェリア。こういう国でもゲイツ財団にとって最重要課題はワクチン推進。パキスタンでも、ソマリアでも。いつだったかビル・ゲイツは「ソマリアなんか無政府状態でもワクチン接種率は高いんだぞ」と、まるで模範国のような言いようをしていた。その発言をよくよく考えてみたら、ものすごく怖いことが起こっているじゃないかってと思わせられるんだけれど。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130706-00000858-yom-int

英国の小学校の新カリキュラムで1年生からコンピューター・プログラミングを教えるんだとか。
http://www.guardian.co.uk/politics/2013/jul/08/michael-gove-education-curriculum-fractions

ブログ「本日の『生活保護リアル』」:読みたい本ばかり。
http://pubassistance.blogspot.jp/

生活保護減額で就学援助減少か 対象外の子増える恐れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130707-00000018-asahi-soci

安藤美姫先週に対する常軌を逸した集団マタニティ・ハラスメントについて 国際人権NGOヒューマンライツ・ナウ事務局長 伊藤和子
http://bylines.news.yahoo.co.jp/itokazuko/20130707-00026249/

こんな面白い活動をしている人がいるって、教えてもらって知った。枚方バンダムさんの「お話、聞きます」。図書館にあったので早速にリクエスト。
http://iinen.com/prof.html