2歳児に向精神薬を3種類も処方したレベッカ事件の医師は、日本に帰って診療

レベッカ事件とは、



米国マサチューセッツ州(かのBiederman医師のおひざ元)で起きたこの事件で

2歳のレベッカちゃんに多動があるとして薬を処方し始めて、
3歳の時に双極性障害を診断し、3種類もの強力な向精神薬を適用外処方したのが
日本人の木藤香代子医師。

レベッカちゃんの死後、一時は医師ライセンスを停止されたのだけれど、
裁判では無罪となった。

その木藤医師が、日本に帰ってきて診療していることを
いつもお世話になっているkebichan55さんの以下のブログ・エントリーで知った。

子どもを狙え! 精神医療産業の戦略
ブログ「精神科医の犯罪を問う」 2013/5/29


米国の「ファーマゲドン」で起こってきた恐ろしいことの数々は
日本では全くと言っていいほど報道されることはない。

その一方で、アベノミクス
最先端医療だ、創薬だ、農業改革だと
グローバル強欲ひとでなしネオリベ金融慈善資本主義に
政治の魂を――国民の生命を守る義務と一緒に――売り渡したと見える……。









あと、この問題を一貫して調査し報道しているProPublicaのシリーズの一つがこちら。↓
(ここにも鎮痛剤関連のスキャンダルが出てきています)
ProPublicaが暴く「ビッグ・ファーマのプロモ医師軍団の実態」(2010/11/2)


ついでに追加で、


【米不整脈学会、高血圧学会を巡るスキャンダル関連エントリー】これもGrassley議員の調査で明らかに
学会が関連企業相手にショーバイする米国の医療界(2011/5/11)
1つの病院で141人に無用な心臓ステント、500人に入れた医師も(2011/5/15)