「アルツハイマーで死ぬよりも尊厳がある」と、ヘビに噛まれた父親の解毒剤を娘らが拒否(米)

Daily Mailがソースみたいなのだけれど、
どこのサイトからもMailのリンクが効かなくなっているので、
こちらのサイトから。


アルツハイマー病を患っていたフロリダ在住のRichard Floraさん(76)。
娘のEllen Wilsonさんの家でガラガラヘビ(Eastern Diamondback Rattlesnake)に噛まれた。

Floraさんの側にレンガがあったことから、
ヘビを殺そうとしたのではないか、と。

「何かおかしいと思っていたんです。
症状が揃っていました。……心拍が早かったし、汗をかいて吐いて」とEllenさん。

家族は病院へ運んだ。
医師らが家族に解毒剤を打って救命しますか、と尋ねる。

この事件の数日前に家族はDNR(蘇生無用)オーダーに署名していたのだ。

Ellenさんは他の姉妹と電話で相談。

父親はアルツハイマー病の最終段階にあり、
アルツハイマー病になったことを苦々しく思っていたから、
もし本人に選べるなら、アルツハイマー病で死ぬよりも
ヘビ毒で死ぬ方を選んだはずだ、と決めた。

Floraさんは噛まれてから11時間後に死亡。

Ellenさんは、
「私たちは祈りました。そして、
神様が、父に尊厳のある死に方ができるようにと
この事故を起こしてくださったように感じました」



Medical Futility Blogには、
作為の可能性はないのか、というコメントが入っている。