Not Dead YetからNCDへ「無益な治療」論・法に対する懸念コメント
Not Dead Yetのトップ、Dian Colemanが電話で、
全米に広がりつつある「無益な治療」論による一方的な治療の停止・差し控えについて、
「我々の命が脅かされている」と危機感を表明。
全米に広がりつつある「無益な治療」論による一方的な治療の停止・差し控えについて、
「我々の命が脅かされている」と危機感を表明。
NCDがこれらの動きに対して懸念の声を挙げる中心となることを求めている。
その内容がNDYのブログに全文掲載されていますが、
ちゃんと訳す余裕がないので、指摘されている主なポイントのみ、以下に。
ちゃんと訳す余裕がないので、指摘されている主なポイントのみ、以下に。
・無益な治療論そのものは以前からもあったが、そこには
障害のある生を生きるに値しないものとみなす価値意識と、
医療職の障害者のQOLに対する偏見が影響している。
・最もラディカルなテキサスの無益な治療法には
法改正の努力が何度も行われては実らずにきたが、
去年の改正案などはあまりにも穏やかな内容で、
障害者運動は反対せざるを得なかった。
それほどに「無益な治療」法は根付き、憂慮されるものとなっている。
・無益を巡る意識決定プロセスは病院内倫理委に依拠しているが、倫理委そのものに一定の基準がなく、
障害者運動は病院外に障害当事者アドボケイトを含めた場を設けるべきだと主張してきた。
・昨年のNDRNの報告書にも見られるように、
様々な州でP&A組織の介入が何人もの障害者の命を
無益な治療論による一方的な治療の中止から救ってきた事実がある。
NDRNも病院内倫理委ではセーフガードとして不十分だと指摘している。
障害のある生を生きるに値しないものとみなす価値意識と、
医療職の障害者のQOLに対する偏見が影響している。
・最もラディカルなテキサスの無益な治療法には
法改正の努力が何度も行われては実らずにきたが、
去年の改正案などはあまりにも穏やかな内容で、
障害者運動は反対せざるを得なかった。
それほどに「無益な治療」法は根付き、憂慮されるものとなっている。
・無益を巡る意識決定プロセスは病院内倫理委に依拠しているが、倫理委そのものに一定の基準がなく、
障害者運動は病院外に障害当事者アドボケイトを含めた場を設けるべきだと主張してきた。
・昨年のNDRNの報告書にも見られるように、
様々な州でP&A組織の介入が何人もの障害者の命を
無益な治療論による一方的な治療の中止から救ってきた事実がある。
NDRNも病院内倫理委ではセーフガードとして不十分だと指摘している。
NDY President Diane Coleman Submits Comments on Futile Care Policies to National Council on Disability
Not Dead Yet, April 22, 2013
Not Dead Yet, April 22, 2013
昨年のNDRN報告書については、こちらに ↓
障害者人権擁護ネットから報告書「“A療法”・強制不妊・生命維持停止は人権侵害(2012/6/20)
障害者の人権を侵害する医療への痛烈な批判: NDRNの報告書「まえがき」(2012/6/22)
障害者への医療の切り捨て実態 7例(米)(2012/6/26)
NDRN報告書:概要(2012/7/7)
NDRN報告書:WI州の障害者への医療切り捨て実態 2例(2012/7/9)
NDRN報告書: A療法について 1(2012/7/13)
NDRN報告書: A療法について 2(2012/7/13)
NDRN報告書:カルメンの強制不妊ケース(2012/7/14)
NDRNのCurt Decker、"アシュリー療法“、障害者の権利、医療と生命倫理について語る(2012/7/31)
NDRN報告書: 提言(2012/8/2)
障害者の人権を侵害する医療への痛烈な批判: NDRNの報告書「まえがき」(2012/6/22)
障害者への医療の切り捨て実態 7例(米)(2012/6/26)
NDRN報告書:概要(2012/7/7)
NDRN報告書:WI州の障害者への医療切り捨て実態 2例(2012/7/9)
NDRN報告書: A療法について 1(2012/7/13)
NDRN報告書: A療法について 2(2012/7/13)
NDRN報告書:カルメンの強制不妊ケース(2012/7/14)
NDRNのCurt Decker、"アシュリー療法“、障害者の権利、医療と生命倫理について語る(2012/7/31)
NDRN報告書: 提言(2012/8/2)