14歳の5%前後にステロイド使用経験 (米)

Pediatricsに発表されたミネソタ大学の研究者らの調査で、

ミネアポリス地区の14歳前後の高校生2700人以上に
筋肉をつけようと食生活を変えたり、プロテイン粉末を摂取したり
ステロイドを使ったり、運動量を増やしたことがあるかをアンケートしたところ、

5.9%の男児、4.6%の女児がステロイド使用の経験があり(処方なしでは違法)、

ティーンの5―10%がクレアチンなど非ステロイドプロテイン製品を使ったことがある、
と答えた。

また白人に比べてアジア系(ほとんどがモン族)の子どもの方が
ステロイドを使っている確率が3~4倍と高かった。

なお、2006年の研究で、
アナボリック・ステロイドの使用は脳細胞を損傷し、
過興奮を起こして、突然攻撃的になったり興奮する、ということが判明している

著者らは医師や親が子どもたちにステロイドの副作用について
きちんと話をするよう、注意喚起を呼び掛けている。