ベルギーの「安楽死後臓器提供」9例に

ベルギーで2005年から2009年にかけて「安楽死後臓器提供」が4例行われたことについては
これまでに以下のエントリーで取り上げてきました ↓



10月1日にシノドスに寄稿した
安楽死や自殺幇助が合法化された国々で起こっていること」でも
このことについて書いたばかりですが、

今日のBioEdgeによれば、

最近になってブリュッセルでのカンファで
移植専門医のDirk Van Raemdonck医師が報告したところでは、
その後の3年間にさらに5例が行われて、全部で9例になったとのこと。

また同医師は、
ベルギーは安楽死後臓器提供では「世界のリーダー」だと語り、
他にはオランダで1度行われたことがあるだけだ、と。

多くの安楽死者はガンの終末期という人であるために
死後に臓器提供できる人は少なく、
安楽死ドナーの大半は筋肉神経障害者。

なお、2011年のベルギーでの安楽死者は1100人。




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