自殺幇助の権利勝ち取ったばかりのALS患者Taylorさん、感染症で急死(加)

以下のエントリーの続報。




医師による自殺幇助の合法化を求めて集団訴訟を起こし、
6月にカナダのBC州最高裁から特例的に医師による自殺幇助を受ける権利を認められていた
ALS患者のGloria Taylorさん(64)が、腸に穴があいたことによる感染症で急死。

医師による自殺幇助を求める間もない、突然の死だったという。

支援者は
「グロリアはずっと望んでいた死を迎えました。
穏やかな死でした。苦しむことなく、友人と家族に囲まれて死ぬことができました」

6月の最高裁判決はBC州政府に対して1年以内の法改正を求めたが、
政府が上訴している。

Taylorさんと一緒に訴訟を起こした BC Civil Liberties Associationは
遺志をついで裁判を続けていく、と。