インドで17歳の卵子ドナーが死亡

生殖補助ツーリズムのメッカとなっているインドで
2010年、15歳の時から3度目の卵子提供の直後、
腹痛を訴えたSushma Pandyさん(17)が、2日後の8月10日に死亡。

Pandyさんが卵子を提供したのは
世界的にも有名なクリニック、the Rotunda Center。

Pandyさんの両親は娘の卵子提供については知らなかったと言い、
ガーディアンと自称してクリニックにつきそった女性はそのまま姿を消しているし、
どうやら男性2人も関わっていたり、クリニックには偽造書類が提出されていたなど
不可解なことが多いにも拘らず、

今に至るまで誰も逮捕起訴されていない。

卵子提供は25000ルピーになるので
Pandyさんは3回で75000ルピーを手にしたはずだが、
そのカネも消えてしまった模様。

インドのIVFクリニックが無規制で野放しになっている問題が
改めて浮き彫りに。

Eggsploitationというドキュメンタリーを作成したプロデューサーは
「Sushma Pandy に起こったことは世界中の女性に毎日起こっていることです。
生殖補助産業は健康リスクの深刻さを知っているのに、単に儲けが減るというだけで
監督にも長期的調査にも規制にも反対している」