2012年7月14日の補遺


Ashley事件を一貫して批判し続けてきた障害当事者のBill Peaceが、HCRに去年の彼自身の重症の辱そうを巡る医療体験(これについてはPeaceは自分のブログにリアルタイムで書いていた)から、障害者への緩和ケアへの誘導・教唆の実態についてエッセイを書いている。また、へースティング・センターのブログには、それを受けてNot Dead Yet のDiane ColemanとStephen Drakeとが論考を寄せている。Peace自身が「辱そうがひどいから治療してもQOLは元に戻れない」という理由で緩和ケアへとやんわりと、しかし執拗に誘導を試みられていたというのは、私にとってもショック。まだちゃんと読めていないけど、これは必読。
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/hast.38/abstract
http://www.thehastingscenter.org/Bioethicsforum/Post.aspx?id=5913&blogid=140

12日の補遺で拾った「携帯会社がFBIや警察に利用者情報を渡している」記事の続報。ProPublicaとNYT. 「電話じゃない、追跡装置だよ」と。
http://www.propublica.org/article/thats-no-phone.-thats-my-tracker

メリンダ・ゲイツの「途上国に避妊と家族計画を」キャンペーンについてLATimes記事。メリンダさんと英国のキャメロン首相が、国際会議の期間中に活動家と話している写真あり。そういえば英国政府はワクチンでもゲイツ財団のキャンペーンへの最大の協力者だった(去年の「途上国へのワクチン費用400億ドル国際会議」の舞台もロンドン) ⇒http://blogs.yahoo.co.jp/spitzibara/63465244.html
http://www.latimes.com/news/opinion/opinion-la/la-ol-gates-contraception-vatican-20120713,0,335589.story