「気持ちが沈む日に、ケアラーのあなたへ」

英国のケアラー支援チャリティ、CarersUKのサイトから。

CarersUKのサイトのフォーラムで会員の一人が
「落ち込んだ時の立ち直り方」掲示板スレッドを立てた際に、
続々と集まったアドバイスのトップ20を集めたもの。

(とり急ぎのアップです。訳語については今後、順次ブラッシュアップします)

気持ちが沈む日に、ケアラーのあなたへ

1. 何をやってもダメな日は誰にだってあるもの。あまり自分を責めないで。
2. できたら、しばらく家を出て、どこかへお出かけに。
3. 元気になれる人と話をする。家族でも友人でも、こうしたフォーラムでも。
4. ありがたいなぁと思うことをリストにしてみる。
5. 一度に何もかもやろうとしないで一つずつ。あせらずに。
6. 夜は十分な睡眠を。睡眠不足はウツの元。疲れがとれないと気持ちもアップしません。
7. お風呂でプチ贅沢を。バブル・バス、バス・オイル、音楽、好きな本などで。
8. 車の中でCDに合わせ、大声で歌う。
9. 自分はケアラーなだけじゃない、って思い出そう。介護以外にやっているいろんなことを。
10.一人で何もせずにいるより、そういう時は忙しくしているほうが前向きになれる。
11.なんとか取り戻そうとあがくより今日は×な日だったと思い決めて、明日のことを考える。
12.起こっている問題を冷静に整理する。明日の問題は明日に。
13.いつもと違うことをするとレスパイトに近い効果があることも。花を飾ってみる、よそ行きの上着とか帽子を身につけてみると気分が変わるかも。
14.自分が大好きなものをいろいろ入れた「ハッピー・ボックス」を作っておく。元気になりたい時には開けて、その中のものを。全部でも可よ。
15.できたら、なにか身体を動かすことを。ウォーキング、ヨガ、ガーデニング。なんでも自分に合ったものを。
16.チョコレートとかカレーなどの食べものは、気持ちが明るくなる原料入りです。
17.やるべきことがあまりに沢山あって嫌気がさしてしまう時は、15分とか30分と時間を決めて、まず本を読んだり何もしないでいたり、気が向くままに「自分の時間」を作ってしまう。
18.創造的なことに耽ってみる。絵を描くなり、物語を書くなり、楽器を弾くなり、ゴチャゴチャから頭を離せるなら何でも可。
19.その日の過ごし方をざっと決める。いつも通りに暮らせるだけの用事を入れて、ただし余裕でこなせることだけを。
20.自分に言い聞かせて。私は一人じゃないって。




特段、ケアラーに限らない内容のようにも思えますが、

それはともあれ、

「今日はなんだかなぁ……」という日のケアラーの方々に、
やっぱり、まずは、届けたい。

あなたの気持、こんなふうにちゃんと分かっている人がいるよ、
ケアラーのあなたに、こうしてメッセージを送っている人もいるよ、

……というメッセージとして――。