イスラエルの貧困層から米国の富裕層へ、腎臓を闇売買 (米）
売買仲介を希望する会社員を装ったFBIの“おとり捜査”で 09年7月に逮捕されており、
一昨日の公判でRosenbaumが有罪を認めた、というニュース。
一昨日の公判でRosenbaumが有罪を認めた、というニュース。
おとり捜査の際に録音された会話では
「あちこちに賄賂をばらまかないといけないからカネはかかる」
「これまで失敗したことはない」
「もう長いことやっている」などと語ったほか、
医者でもないのに腎臓移植に通じており、
ドナーはレシピエントの友人や近親者だと
病院に信じさせるのもお手の物だったとか。
「あちこちに賄賂をばらまかないといけないからカネはかかる」
「これまで失敗したことはない」
「もう長いことやっている」などと語ったほか、
医者でもないのに腎臓移植に通じており、
ドナーはレシピエントの友人や近親者だと
病院に信じさせるのもお手の物だったとか。
ブルックリンの保険会社に勤める共犯者が
レシピエントの血液をスラエルに送り、
適合するドナーを米国に連れてきて、
米国の病院で摘出手術を受けさせていたという。
レシピエントの血液をスラエルに送り、
適合するドナーを米国に連れてきて、
米国の病院で摘出手術を受けさせていたという。
ドナーに関する売買可能性のチェックに関しては規制が緩やかで、
病院側にとっても移植手術は儲けが大きいため、
ドナーについては詮索したがらないことが多いという。
病院側にとっても移植手術は儲けが大きいため、
ドナーについては詮索したがらないことが多いという。
ただし逮捕者が有罪を認めて売買の事実が確認されたのは米国で初めて。
「国際的には（移植）腎臓の4分の１は闇売買されたものと思われるが
闇売買が米国にまで達していることが判明したのはこの事件が初めて」
（ゴチックはspitzibara。びっくりしたな、もう……）
闇売買が米国にまで達していることが判明したのはこの事件が初めて」
（ゴチックはspitzibara。びっくりしたな、もう……）
以下のBioEdgeのサイトによると、
米国でRosenbaumが仲介した腎臓移植を手掛けた病院の中には
ジョンズ・ホプキンスなどの高名な病院も含まれているとのこと。
米国でRosenbaumが仲介した腎臓移植を手掛けた病院の中には
ジョンズ・ホプキンスなどの高名な病院も含まれているとのこと。
【12年7月23日追記】
Rosenbaum医師に2年半の実刑判決。出所後は即座に強制送還とのこと。
http://www.bioedge.org/index.php/bioethics/bioethics_article/10166#comments
Rosenbaum医師に2年半の実刑判決。出所後は即座に強制送還とのこと。
http://www.bioedge.org/index.php/bioethics/bioethics_article/10166#comments
