ウクライナで広がる闇の臓器売買

ウクライナで臓器の闇売買が広がっている。

ロシアなど
本人が文書で拒否していない限り
死者の臓器を医師は利用してもよいとする
いわゆる「オプト・アウト」方式となっている国も多いが、

ウクライナでは
家族同意が必要とされている。

ただ、葬儀屋を巻き込んで
家族がしないうちに遺体から抜き取られる、ということが
横行しているらしい。

ウクライナの医師の中には、
だからこういう闇売買をなくすために
人体組織バンクを作ろう、と主張する声も。

Ukraine tops Europe in organ trafficking
BioEdge, October 28, 2011


これを読んで思い出した――。

この直前の記事で、
「臓器売買で米国で初めての有罪」といっていたけど、
そりゃ固形臓器の話であって、

骨だの腱だの心臓の弁だのと
遺体から人体組織を採りたい放題にとって闇で流していた
すさまじいスキャンダルは、06年にあった。 ↓