2011年10月23日の補遺

遺伝子操作をした豚からの臓器移植研究はこの10年で目覚ましく進歩している。Xenotransplantationというんだそうな。Xenophobiaって、外国人嫌悪のことだから、異種間の臓器移植という意味なのね。なんか気持ちの悪い単語だなぁ……。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/236387.php

NYT。統合失調症を患う法学教授の手記がヒットして、他の患者さんたちにも病気と付き合いながら生活するノウハウの研究に手を上げて、と。
Memoir About Schizophrenia Spurs Others to Come Forward: The success of a book by Elyn R. Saks, a law professor, has encouraged others with schizophrenia to volunteer for studies on how they cope.

人身売買で英国に連れてこられ、保護されたはずの子ども達が保護施設から消える、という現象が英国で続いている。今回も24人が消えた。12歳から17歳
http://www.guardian.co.uk/law/2011/oct/18/children-lost-human-trafficking?CMP=EMCGT_191011&

【関連】2008年にも「空港や大きな港の周辺で施設や里親過程で保護されていたはずの外国人の子ども達が400人以上も姿を消していることが判明」している。以下のエントリーの⑨ ↓
子ども達がこんなにも不幸な時代(2008/5/30)


ゲイツ財団がフィリピンでもHIVキャンペーンを後押し。:ゲイツ財団は中国のHIVキャンペーンではこんなことしてた。
http://www.mb.com.ph/articles/338110/bill-gates-helps-hiv-campaign



10月24日はゲイツ財団とパートナーが集う「世界ポリオ・デイ 2011」
http://multivu.prnewswire.com/mnr/gatesfoundation/49365/


心施設に子どもを入所させている親としては非常に気になる座談会。「小児在宅医療の普及に向けて」:支援のためもだけれど、いわゆる「ベッドふさぎ」問題、コスト問題の解消のためというホンネだって露骨にチラついて、どちらかというと「救児の人々」の路線の匂いも? こういうのを読むと、高齢者は療養型介護施設の廃止決定で実際に地域に受け皿なんかないまま追い出された、ということを考える。そういう人たちがどうなったかというと、重症高齢患者専用のアパートという名の貧困ビジネスの餌食になっている。まさか、それが重症児でも起こるのでは、と考えると、私は発狂しそうなくらい恐ろしい。
http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA02945_01

同じく、【中医協】重症児の在宅移行も論点に。
http://www.cabrain.net/news/regist.do;jsessionid=055E2BAB3BB102C3BEE3016A8B64E000

後見人ら、財産を守るはずが着服18億円超。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111020-OYT1T00256.htm

NYTにThe Fierce Imagination of Haruki Murakami というタイトルで村上春樹に関する記事。