WA州尊厳死法の「すべり坂」、エビデンスがまた1つ

The Spokesman-Reviewという新聞への投書。

Katie Densleyさんの伯父さんは
1年前にWashington州の尊厳死法を使って
医師による自殺幇助を受けて亡くなった。

尊厳死法が出来る1年ほど前から自殺幇助を口にしていたらしい。

ガンの手術を受けて、術後はカテーテルを入れていた(詳細は不明)。
94歳で、ウツ状態だったけど、友人やプロの介護者の支援を得て自宅で暮らしていた。

尊厳死法が出来ると、友人たちが伯父さんを医師のところへ連れて行った。
元車のセールスマンだった伯父さんは、それが自分の望みだと医師を説得してしまった。

介護してくれていた友人たちは、
あんたはターミナルじゃないから無理だよ、と言って諦めさせようとしていたのに。

その日、Katieさんは亡くなるまでの25分間、伯父さんを抱いていたという。
そして「それは処刑のように感じられた」という。

伯父は新しい法律のもとで死んだ3人目でした。
ウツ状態でした。ターミナルではありませんでした。

Suicide like execution
The Spokesman-Review, September 26, 2010




WA州の尊厳死法で起きている「すべり坂」については、



Oregon州でも、ウツ病の人が死なされている。