オレゴン州の尊厳死法、セーフガードは機能せず
英国の自殺幇助合法化運動の広告塔Debbie Purdyさんの得意な殺し文句は
「米国の一部の州やヨーロッパのいくつかの国では法制化されて、ちゃんと運用されているのに、
英国で合法化できないというのは英国人を信頼しないというのか」だし、
「米国の一部の州やヨーロッパのいくつかの国では法制化されて、ちゃんと運用されているのに、
英国で合法化できないというのは英国人を信頼しないというのか」だし、
Oregon’s Assisted Suicide Experience: Safeguards Do Not Work
Web One Directory Review, reproduced from Oregon Right to Life
Web One Directory Review, reproduced from Oregon Right to Life
その証拠として挙げられている4つのケースの概要を以下に。
・第一例(ウツ病患者)
そこで女性は自殺幇助アドボケイトの手を借りて
協力してくれる医師を紹介してもらう。
協力してくれる医師を紹介してもらう。
その医師は女性と知り合って2週間半後に処方した。
・Mathenyケース
43歳のPatrick Matheny氏はALS患者。
薬を手に入れたのは宅配便で。
薬を手に入れたのは宅配便で。
手に入れた後で、飲む決断をするまでに病状が進行し、
自分で飲み込めなくなっていたため、義理の弟(兄?)が手伝った。
自分で飲み込めなくなっていたため、義理の弟(兄?)が手伝った。
自力で飲みこみの出来ない患者が
自殺幇助の限界ラインを医師による致死薬の注射まで広げた。
自殺幇助の限界ラインを医師による致死薬の注射まで広げた。
・Cheneyケース
・Freelandケース
2004年5月、米国精神医学会で報告されたケース。
その後、当局によって意思決定能力が否定されたが
しかし、致死薬は回収されないままだった。
しかし、致死薬は回収されないままだった。
Physicians for Compassionate Careが介入し、痛みと精神科ケアを提供。
Freeland氏はその後、致死薬によらない自然死をとげた。
Freeland氏はその後、致死薬によらない自然死をとげた。
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ちなみにOregon州のメディケアは1998年に自殺幇助を給付対象として州民の税金で負担することとした。
一方、適切な痛みのコントロール、障害者への適切な生活支援、
また延命治療の一部は給付対象となっていない。
ベルギーでは2002年の合法化以来2700人が幇助自殺(2009/4/4)
幇助自殺が急増し全死者数の2%にも(ベルギー)(2009/9/11)
23年間“植物状態”とされた男性が「叫んでいたのに」(2009/11/24)
ベルギーにおける安楽死、自殺幇助の実態調査(2010/5/19)
英国の医療教育機関が自殺幇助合法化反対を確認(2010/7/7):ベルギーの実態調査情報あり
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