英国DPP、自殺幇助の逮捕者をまた不起訴
MS患者の学者Caroline Loderさん(48)の自殺に関連して
幇助容疑で逮捕された3人はいずれも不起訴になったとのこと。
幇助容疑で逮捕された3人はいずれも不起訴になったとのこと。
それからそれぞれ70代と50代の男性が2人。
男性の1人には十分な証拠がなく、
他の2人については、起訴は公益にならない、との理由で不起訴に。
他の2人については、起訴は公益にならない、との理由で不起訴に。
Wilson医師が主張するところでは、
LoderさんはFATEに電話をかけた時点で
既にヘリウム自殺の指南書とヘリウムと頭にかぶる袋を手に入れており、
ただ手順の確認のための電話に過ぎなかった、と。
LoderさんはFATEに電話をかけた時点で
既にヘリウム自殺の指南書とヘリウムと頭にかぶる袋を手に入れており、
ただ手順の確認のための電話に過ぎなかった、と。
(じゃぁ、なんでボランティアが2人も手伝いに駆け付けたんでしょう?)
この人は、とても気になる発言をしており、
「ヨーロッパ人権条約では、
合法的な行為を行いたいと望む人には
それを効果的に遂行できるようにする可能な限りすべての情報を
手に入れる権利があるとされている」と。
合法的な行為を行いたいと望む人には
それを効果的に遂行できるようにする可能な限りすべての情報を
手に入れる権利があるとされている」と。
しかし、自殺は違法行為でないというだけで、それが即座に
情報を与えられるべき合法的な行為と読み替えられるというものでもないと思うし、
情報を与えられるべき合法的な行為と読み替えられるというものでもないと思うし、
そもそも英国では、DPPのガイドライン以降、誰も起訴されていない。
【23日追記】
続報。Wilson医師のインタビュー。
http://www.telegraph.co.uk/news/uknews/7959311/Doctor-in-assisted-suicide-case-has-no-regrets.html
続報。Wilson医師のインタビュー。
http://www.telegraph.co.uk/news/uknews/7959311/Doctor-in-assisted-suicide-case-has-no-regrets.html
DPPガイドライン後に不起訴となった事件は、以下。
英国の自殺幇助ガイドライン後、初の判断は不起訴(2010/3/26)
英国で、介護者による自殺幇助を事実上合法化する不起訴判断(2010/5/25)
自殺幇助の元GPに英国公訴局長「証拠はそろっているけど、公益にならないから不起訴」(2010/6/26)
英国で、介護者による自殺幇助を事実上合法化する不起訴判断(2010/5/25)
自殺幇助の元GPに英国公訴局長「証拠はそろっているけど、公益にならないから不起訴」(2010/6/26)