Gatesの一声で、男児包皮切除にエビデンスが出てくるわ、小児科学会もCDCも方針を転換するわ
ここ数年、男児の包皮切除の是非を巡って米国で論争が続いている。
案の定……。
2005年に改定された米国小児科学会(AAP)のガイドラインも
CDCのガイドラインも医学的な必要性が認められないとして
ルーティーンとしての包皮切除は勧めないとの立場をとっているものの、
今回のアフリカでの調査結果を踏まえて、
両者とも見直しを検討中なのだとか。
CDCのガイドラインも医学的な必要性が認められないとして
ルーティーンとしての包皮切除は勧めないとの立場をとっているものの、
今回のアフリカでの調査結果を踏まえて、
両者とも見直しを検討中なのだとか。
DiekemaはもちろんAAPの包皮切除検討班のメンバーで
「過去10年間の文献を調べると、効果は明らかで、
医学的な利益があると認められてきました。
医学的な利益があると認められてきました。
一応、義務付けではなくあくまでも親の選択だとはしながらも、
ワシントン大学グローバル・ヘルス(これまた、いかにも)の教授が
「親は子どもに最善の利益を望むものですが、
それでも生まれたばかりと言う時に、子どもが17歳から19歳になった頃の
エイズや性病予防のことまで考えられる人はそうそういません」と発言。
ワシントン大学グローバル・ヘルス(これまた、いかにも)の教授が
「親は子どもに最善の利益を望むものですが、
それでも生まれたばかりと言う時に、子どもが17歳から19歳になった頃の
エイズや性病予防のことまで考えられる人はそうそういません」と発言。
そのココロは、やっぱり、
親は息子が生まれたばかりの時にそこまで先を見通せないのだから
生まれた直後にやっておいたほうがいいですよ、と専門家がちゃんと勧めましょうね、
という含みとしか思えず……。
親は息子が生まれたばかりの時にそこまで先を見通せないのだから
生まれた直後にやっておいたほうがいいですよ、と専門家がちゃんと勧めましょうね、
という含みとしか思えず……。
State may see push for circumcision after evidence shows health benefits
The Seattle Times, August 15, 2010
The Seattle Times, August 15, 2010
それを待ってAAPもCDCもWHOも足並みをそろえて動き出す。
米国内で率先するのは、もちろんWA州で――。
もちろんシアトルこども病院、WA大学医学部が旗振り役で――。
もちろんシアトルこども病院、WA大学医学部が旗振り役で――。