豪タスマニア州が自殺幇助合法化法案を準備中

先月、オーストラリア、Tasmania州の首席検事(検察局長?) Lara Giddings氏が明らかにしたところでは
30万ドルの予算を追加して法案を作成し、来年にも自殺幇助合法化法案が州議会に提出される見通し。
それに先立って、まずパブコメ募集が行われるだろう、とのこと。

もしも合法化されれば
オーストラリアで自殺幇助を合法化する最初の州となる。

合法化反対活動家らが、米国からWesley Smithを招いて講演会を開催したようです。
以下の記事はいずれも、Smithの講演を報じるもの。

Smithは一旦合法化されれば対象者は拡大されて
ウツ病でも離婚の苦痛からでも死にたいという人には
死が認められることになる、などと警告。

Warning over euthanasia Bill
Tasmania News, July 13, 2010



Wesley SmithのブログSecondhand Smokeの記事は
当ブログでも何度も取り上げています。

自殺幇助関連では「尊厳死」の書庫で、Wesley Smith で検索してもらうと出てきます。



【13日追記】

早速、Dignity in Dying など合法化推進ロビーから
「徒に恐怖をあおっている」とSmith批判が出ています。



【14日追記】

Smith自身は手ごたえを感じて、満足しているようです。