「自殺幇助規制緩和は高齢者の厄介払いに悪用される」と警察署長(英)

South Walesの警察署長 Barabara Wilding氏が
(どうしてそれが大事なのか分からないけど
在職年数が最長の女性警察署長でもあると記事はことさらに強調している)

自殺幇助に関する法律を緩和すると、
今後、高齢化する社会において、
家族による高齢者の厄介払いに悪用される恐れがある、と警告。

「高齢者虐待というのは
我々がまだ本当の意味で把握しきれていない問題なのです。
次に社会で大きな問題となる1つが高齢者虐待だと私は考えています」
と語るWilding氏は、

1970年代の児童虐待が最近になって明らかにされたことに触れ、
隠蔽される可能性があり、被害者が声を上げることができない、という点で
高齢者虐待も同じだ、と指摘。

また42年間の警察官としての経験から
「25歳以下の若年層と50歳以上の高齢者層の間に断絶がある、
高齢者層は町で若者のすることを見ては反社会的だと決め付け、
若年層に対する恐怖と不寛容の姿勢を強めているが、

犯罪にゼロ・トラレンスの姿勢で臨むだけでは問題解決にはならない。
我々が社会として若年層にどのような扱いをするかという点で
私は大きな懸念を抱えている」とも。



そう――。
障害者虐待にも同じことが言える──。