ピコー「私の中のあなた」、キャメロン・ディアス主演で映画化

兄弟への臓器提供のために人工授精によって生まれてくる子ども
いわゆる「救済者兄弟」をテーマにしたジョディ・ピコーの小説
My Sister’s Keeper(邦訳タイトル「私の中のあなた」)が
キャメロン・ディアス主演で映画化され、
この金曜日に米国で封切りとのこと。

PG-13指定になっています。

Yahoo!のサイトはこちら
(予告ビデオあり)

NY Timesが昨日書いていた長~い記事はこちら
あまりに長いので最初しか読んでいませんが、ピコー自身にフォーカスしたもののようです。


当ブログで取り上げたエントリーは以下に。
ネタバレを含みます。物語を知らずに映画を見ようと思われる方にはお勧めしません)
「わたしのなかのあなた」から
「わたしのなかのあなた」から 2
「わたしのなかのあなた」から 3


【救済者兄弟 関連エントリー
救済者兄弟:兄弟への臓器提供のために遺伝子診断と生殖補助技術で生まれる子ども



また、ピコーの近刊はロングフル・バース訴訟を取り上げていて、
こちらも読もうと思いつつ、まだ読めていませんが、
その近刊関連エントリーこちらに。

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映画といえば、知的障害者への差別意識・発言があまりにも露骨だとして
米国で批判が高まり、上映反対運動などを当ブログでも追いかけた
Tropical Thunder が、ずいぶん前から近所のレンタル店の棚にあるのですが、
どうも、いまいち見ようという気にならない……。

たぶん、見終わった後で
この前の臓器移植法改正の投票であっさりA案可決というニュースを聞いた
あの直後のような気分になるように思えて……。