ゲイツ財団の私的研究機関が途上国への医療支援の財布を管理しようとしている?
当ブログがゲイツ財団の私的研究機関だと捉えているWashington大学のIHMEが
例によってGlobal Health Network のパートナーである Lancetに発表した
新たな研究によると、
例によってGlobal Health Network のパートナーである Lancetに発表した
新たな研究によると、
しかし、
必ずしも最も貧しく最も病気が多発している国に最も多く届いているわけではなく、
既に経済大国となったインドと中国にまで援助が行われている。
必ずしも最も貧しく最も病気が多発している国に最も多く届いているわけではなく、
既に経済大国となったインドと中国にまで援助が行われている。
「これまで数えた人のない金をきちんと系統的に数えてみようとする今回のような試みによって、
保健医療の資源は透明度を増し、より有効活用されるようになると思います」と
IHMEの所長 Dr. Christopher Murray。
保健医療の資源は透明度を増し、より有効活用されるようになると思います」と
IHMEの所長 Dr. Christopher Murray。
ちなみに、この研究によると
最も大きな額の資金提供をしているのは米国政府と米国拠点の民間チャリティで
2007年全体の医療開発援助の半分以上を拠出。
最も大きな額の資金提供をしているのは米国政府と米国拠点の民間チャリティで
2007年全体の医療開発援助の半分以上を拠出。
Global health funding soars, boosted by unprecedented private giving
University of Washington – Health Science/UW News, Community Relations & Marketing, June 18, 2009
University of Washington – Health Science/UW News, Community Relations & Marketing, June 18, 2009
ただし、これは、当のWashington大学のサイトからの情報であることに注意。
このIHMEの研究資金やシアトル子ども病院の死産・早産撲滅運動その他キャンペーンはもちろん、
マラリア治療の研究機関やAIDSの研究機関や、その他、
もう世界中の科学・医学研究のネットワークに
人体にくまなく届けられていく血液のように浸透しているわけですね。
マラリア治療の研究機関やAIDSの研究機関や、その他、
もう世界中の科学・医学研究のネットワークに
人体にくまなく届けられていく血液のように浸透しているわけですね。
というか、実際の金額や資金の割合そのものよりも、
一慈善家が世界中の医療施策にここまで直接的に間接的に影響できる事態が
既にできてしまっていることそのものが、
一慈善家が世界中の医療施策にここまで直接的に間接的に影響できる事態が
既にできてしまっていることそのものが、
いいの、本当に、そういうので──?
慈善だから、愛があってやることだから、いいの──?
思いやりにあふれた立派な行いだから、いいの──?
思いやりにあふれた立派な行いだから、いいの──?
なんだか、この世の中、
愛や思いやりが、どんどん怖いものになっていく気がするんだけど。
愛や思いやりが、どんどん怖いものになっていく気がするんだけど。