若者の3人に1人が「女への暴行なんか大したことじゃない」(豪)

オーストラリアで行われた10代の若者対象の調査で

全国の10代の少年の3人に1人が
「女性への暴行はたいしたことではない」と考えており、
ほぼ同数が
「ほとんどの暴行は、相手がそういう気になるようなことをするから起こる」と考えている。

こうした男子の姿勢には
親、同世代の仲間、メディアやポルノからの悪影響があると思われ、
青少年に関る分野で働いている専門家なども
男子の考え方には調査結果と同じ傾向を実感しているという。

女の子では、多く(具体的な割合とか数字はありません)に
レイプされたり、されそうになった経験があり、
高校1年生女子の3分の1が望まないセックスの経験があると答えた。

また首都の10代の若者の5人に1人は
家庭で母親(義母を含む)への暴行を目撃した経験を持っている。

【お断り】
原文では violence なので最初は「暴力」と訳していたのですが、
記事全体からは、意味するところの中心はレイプやそれに近い行動のように思われ、
その後「暴行」という訳に変えました。

ただ、そうなると5人に1人が家庭で母親へのviolenceを目撃しているという話は……?
こちらには殴る、蹴る、などの暴行も含まれていると思いたいのですが……。



読んで、なんだか胸騒ぎのようなものを覚えた。

世の中の空気が若者の気分に着実に反映されているようで。