英国でHPVワクチン義務化、親の反発必至

英国では9月4日から
学校で12歳の女の子にHPVワクチンが接種されることになっており、
多くの親が反発して拒否すると見込まれる。

ワクチンは子宮がんの7割の原因となっているとされる
ヒトパピローマウイルス(HPV)の働きを抑えるもの。
去年行われた治験では5分の1の親が接種を拒否。

親が拒否する主な理由は
臨床試験が充分ではない、
米国で同様のワクチンで大きな副作用が報告されている
長期的な安全性が未確認、など。

ワクチンを接種することによって逆に細胞診を受けなくなる、
12歳からセックスしてもいいとそそのかすことになる、
という懸念を持つ人も。

米国で報告されている副作用は卒倒、けいれん発作、まひ。


こちらのワクチン拒否が
エビデンスがないとされる自閉症ワクチン犯人説とどのくらい関係があるのか、
記事のタイトルには三種混合ワクチンでの論争があったことが触れられていますが
実際の記事本分の中にはほとんど登場せず、

挙げられている拒否の理由からしても、むしろ
製薬会社のスキャンダルが続いていることからくる薬に対する不信感のような……。
(薬に対する不信というより、むしろ製薬会社や製薬会社と政府との癒着への疑念?)

記事に寄せられたコメントにちょっと面白いものがあって、

「治験の足りないワクチンなんて、リスクが利益を上回る。上回らないのは製薬会社だけ」
誰が子どもたちをギニアピッグにしたいと望みますか?
毎年、細胞診断を受ければいいのでは?
男の子に接種しては? 感染源は男子でしょ? 違ったかしら……」

また、いくつかのコメント情報を総合すると、たいそう怖い話になるような……。

英国で使用されるワクチンは Cervarix。
米国で副作用が報告されているのは Gardasil。
Cervarix は米国ではまだ認可されていない。