Obama, McCain両氏が障害者施策についてフォーラム

The American Association for People with Disabilities(AAPD)は
アメリカ障害者法(ADA)が出来て18年になるのを記念して
7月26日にOhio州 Columbus にて the National Forum on Disability Issuesを開催。

その際、大統領候補のObama、 McCain両氏を招いて
障害者問題施策に関するフォーラムが予定されています。

The National Forum on Disability Issues
July 26, 2008
Columbus, Ohio
12:30 – 3:30 PM, ET


なお当日は
障害者向け情報サイトDisabloomにて
リアルタイムでWebcastが見られるとのこと。

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McCain上院議員といえば
4月にADAPTがワシントンDCで全国大会を開いた際に、
多数の障害者がMcCain事務所を包囲し、
内部に入った人など20人以上の逮捕者が出ています。


現在、米国の公的医療保険メディケア、メディケイドでは
介護給付がナーシングホームへの入所にしか認められていないため、
施設入所したくない高齢者や障害者は在宅支援サービスを自腹でまかなって
地域で暮らすしかない状態。

そこでナーシングホーム入所相当額を地域での在宅サ―ビスに使う選択を可能にし、
また地域でのサービス拡充に予算をつけることなどを盛り込んだ
The Community Choice Act(社会保障法の一部改正案)を去年、
民主、共和両党の議員がスポンサーとなって提出。

Obama議員は既にスポンサーに名を連ねていたのだけれど、
McCain氏はまだスポンサーになっておらず
ADAPTがMcCain氏の事務所を包囲し、同氏との面会を求めたのはそのためだったようです。

その後7月に入ってMcCain氏は同法案に対して公式に反対の立場を表明しています。



Forumでの議論が注目されます。


The Community Choice Act に関するADAPTのサイトはこちら