Norman Fostの論文
amazonの概要から分かる範囲で以下に、
①Organs from anencephalic infants: an idea whose time has not yet come: An article from: The Hastings Center Report (October 1, 1988)
①Organs from anencephalic infants: an idea whose time has not yet come: An article from: The Hastings Center Report (October 1, 1988)
移植を待っている多くの子どもたちを救えるとして
無脳症児からの臓器摘出を提唱するものですが、
死が確実に差し迫っていて「おそらくは」痛みも不快も分からないのだから、
臓器を摘出しても無脳症児の利益を冒すことにはならないとか
無脳症児の親こそ、このような臓器移植が自分たちの利益にかなうと考えている、と
いかにもFostらしい強弁を展開している様子。
無脳症児からの臓器摘出を提唱するものですが、
死が確実に差し迫っていて「おそらくは」痛みも不快も分からないのだから、
臓器を摘出しても無脳症児の利益を冒すことにはならないとか
無脳症児の親こそ、このような臓器移植が自分たちの利益にかなうと考えている、と
いかにもFostらしい強弁を展開している様子。
②The baby in the body.(keeping a comatose patient on life support until her child can be born) (includes commentaries): An article from: The Hastings Center Report(Januray 1, 1994, Laura M. Purdyと共著)
どういう論調なのかはamazonの概要からはうかがうことはできませんが、つい頭に浮かぶのは、
植物状態の女性の身体をクローン胚のブリーディング・タンクとして利用しようというSF小説の話や、
意識がない患者の身体を摘出臓器の保存庫として使おうという話が現に倫理学者の間から出ている事実。
（詳細は脳死の次は植物状態死？のエントリーに）
植物状態の女性の身体をクローン胚のブリーディング・タンクとして利用しようというSF小説の話や、
意識がない患者の身体を摘出臓器の保存庫として使おうという話が現に倫理学者の間から出ている事実。
（詳細は脳死の次は植物状態死？のエントリーに）
③Am I My Brother’s Keeper? The Ethical Frontiers of Biomedicine.(book review): An article from: Issues in Science and Technology (June 22, 1998)
これは書評で、とりあげているのは、
同年1月にペンシルバニア大学の生命倫理学者 Arthor Caplan が出した
Am I My Brother’s Keeper? : The Ethical Frontiers of Biomedicineという本。
同年1月にペンシルバニア大学の生命倫理学者 Arthor Caplan が出した
Am I My Brother’s Keeper? : The Ethical Frontiers of Biomedicineという本。
ちなみに“Ashley療法”論争においては
Caplanは批判の、Fostは擁護のそれぞれ最先鋒でした。
Caplanは批判の、Fostは擁護のそれぞれ最先鋒でした。
④Pondering Genetic Engineering: An article from: Pediatric News(September 1, 2001)
遺伝子工学について、具体的には
デザイナー・ベイビー、クローニング、遺伝子テクノロジーで作る薬物の利用、
そして、これぞＴＨニストの本領発揮、遺伝子操作によって人間の形質を強化することについて。
（もちろん、正当化しているはず。）
デザイナー・ベイビー、クローニング、遺伝子テクノロジーで作る薬物の利用、
そして、これぞＴＨニストの本領発揮、遺伝子操作によって人間の形質を強化することについて。
（もちろん、正当化しているはず。）
⑤Genetic Engineering: An article from : Skin & Allergy News (September 1, 2001)
遺伝子工学の定義と解説。（解説に偏りがないとは思えませんが。）
