アルビノは呪われていると殺害

先天性白皮症(アルビノ)の人は家族に呪いがかかっていると
広く信じられているタンザニア

去年19人ものアルビノの人が殺されたとのこと。

その遺体の一部を切り取っては
幸福になる魔法の薬の材料にする祈祷師らに対し、
大統領が摘発を命じた、と。

タンザニアアルビノ協会がかつて
政府はアルビノ殺しを黙認していると非難したこともあったとか。



そういえば、ナイジェリアでも

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差別には2通りあるのかもしれない、と時々考える。

それがなんであれ持っている者・与えられている者には
それを持たない者・与えられていない者の身になるということができにくくて、
だから、持てないこと・与えられないことの理不尽も痛みも理解できないために
その無理解・無関心から生まれる差別というのがあるのだろう、と。

もう1つ、
強い者から差別される痛みに苦しんでいる者が、
自分よりもさらに弱い者の弱さを自分の痛み苦しみのはけ口として利用する
差別の重層構造みたいなものもあるのでは。

そこに既に差別があったら、
その差別に乗じて、ただの弱いものイジメで憂さ晴らしも起こりやすいだろうし。

もしくは、その口実のために
敢えて差別を作りだすこともあるのかもしれないし。