障害者とテクノロジー会議にTHニスト? 1
なるほど障害者支援技術の最先端ってどんなんだろう……と、
ちょっと興味を持ったものだから、
Conference 2008 Technology & Persons with Disabilities Conferenceのサイトを覗いてみたのですが、
ちょっと興味を持ったものだから、
Conference 2008 Technology & Persons with Disabilities Conferenceのサイトを覗いてみたのですが、
Ray Kurzweil。
様々な新興テクノロジーの発展がある一定のレベルに達する“特異点”で
人類と人類社会は飛躍的な変貌を遂げて
ポストヒューマンの素晴らしい時代に一気に突入すると説く、
あのトランスヒューマニスト。
様々な新興テクノロジーの発展がある一定のレベルに達する“特異点”で
人類と人類社会は飛躍的な変貌を遂げて
ポストヒューマンの素晴らしい時代に一気に突入すると説く、
あのトランスヒューマニスト。
講演について短い解説があり、
新興テクノロジーというのは
障害によって生じるハンディキャップを解消して
健常者との差を埋めるスグレモノだという話をする予定で、
この分野の最も尊敬される預言者つまりKurzweilと一緒に
そういう未来を夢見よう……との特別企画だというわけですが、
障害によって生じるハンディキャップを解消して
健常者との差を埋めるスグレモノだという話をする予定で、
この分野の最も尊敬される預言者つまりKurzweilと一緒に
そういう未来を夢見よう……との特別企画だというわけですが、
ここで障害がさりげなく限定されていることに注目。
感覚障害と身体障害に限定なのですね。
感覚障害と身体障害に限定なのですね。
一部読んでみたものはユーザーではなくメーカーの立場の人の体験談だったので、
専門的過ぎてちんぷんかんぷんではあったものの、
なかなか日頃の自分の生活の中からは想像もつかない先端技術の可能性の匂いがして、
技術が進み、それによってハンディキャップを克服できる人が増えていくことは
やっぱり素晴らしいことだと、それは素直にそう考える。
こんなに多くの人が熱心に研究開発に従事していることにも、
素直に感謝する気持ちにもなる。
実際にそういう展示を目の前にしたら、
あまりの可能性の大きさ素晴らしさに感動して、
キャアキャア言ってしまいそうだ……とも思う。
専門的過ぎてちんぷんかんぷんではあったものの、
なかなか日頃の自分の生活の中からは想像もつかない先端技術の可能性の匂いがして、
技術が進み、それによってハンディキャップを克服できる人が増えていくことは
やっぱり素晴らしいことだと、それは素直にそう考える。
こんなに多くの人が熱心に研究開発に従事していることにも、
素直に感謝する気持ちにもなる。
実際にそういう展示を目の前にしたら、
あまりの可能性の大きさ素晴らしさに感動して、
キャアキャア言ってしまいそうだ……とも思う。
だけど、
その素直に感動したり感謝したりする気持ちの中にも、
どこか保留にしておきたい部分が残ってしまうのは、
あのKurzweilがこんなところで何をしているのだ? という違和感。
その素直に感動したり感謝したりする気持ちの中にも、
どこか保留にしておきたい部分が残ってしまうのは、
あのKurzweilがこんなところで何をしているのだ? という違和感。
研究者や技術者、メーカーや旅行会社の関係者はともかくとして、
世界中から会場に詰め掛ける障害当事者たちは果たして
KurzweilをはじめとするT ヒューマニストらの思想がどういうものか知ったうえで
「障害の終わりというバラ色の未来」の話を聞くのだろうか……というひっかかり。
世界中から会場に詰め掛ける障害当事者たちは果たして
KurzweilをはじめとするT ヒューマニストらの思想がどういうものか知ったうえで
「障害の終わりというバラ色の未来」の話を聞くのだろうか……というひっかかり。
なぜか彼らは主流メディアに登場する際には
自分がT ヒューマニストであるとは名乗らないみたいなのだけど、
(Ashley論争の際にもDvorskyもHughesも、トの字も言わずに涼しい顔でテレビに出ていた。)
自分がT ヒューマニストであるとは名乗らないみたいなのだけど、
(Ashley論争の際にもDvorskyもHughesも、トの字も言わずに涼しい顔でテレビに出ていた。)