英国ハイブリッド胚にGOサイン

ちょっと前のニュースですが、
英国でずいぶん前から論争になっていた動物と人間のハイブリッド胚の問題で
いよいよGOサインが出たとのこと。

日本でいうと政府のパブリック・オピニオンの募集とかヒアリングとか、
そういう国民からの意見聴取を
英国ではどうやらコンサルテーションと呼ぶらしいのですが、
(介護問題でちょっと調べてみた時には
 日本のパブリックオピニオンなどより
はるかに本気でやっているように見えました)
そのコンサルテーションの結果
英国民は実験目的でハイブリッド胚を作ることに
「抵抗を感じていない(at ease)」と判明したため、と。

でもこの話が出た当初は
あまりにも世論の反発が強いためにすぐに政府の腰が引けて
逆に今度は科学界からの大反撃が始まったという推移があったというのに、
1年やそこらで世論がそう簡単に変わるものなのかなぁ……?

Green light for hybrid research
BBC News, January 17, 2008/02/03